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Re:短編小説
天p抜刀d竜
[ID:gintama9524]
カラン、と透けた音をたてる硝子のコップには飾るような色は無く、それこそ文字通り透けた無色
"透明"という色の水が氷をみっちりと浮かせていた。
キンキンに冷えたそれを飲みながら、氷をバリッボリッと食らう様は
「人の骨食ってるみてぇな音するな」
「骨だよ?」
「マジか」
「嘘だよ」
「あっそ」
「嘘だよ」
「どっちだよ」
「氷だよ」
他愛もない話をして時間は過ぎる。湿度60%越え、温度は32度…蒸される室内だが節電でエアコンをつけるに至らない。
「海、行きたいな」
「海月出んじゃねぇかぁー
俺嫌いなんだよ、海月」
「ビビり」
「否定しねぇ、マジで嫌い」
フローリングに倒れる彼はそこから動こうとしない。彼曰く微かに冷たく、体温を下げられるらしい。虚しい努力だ。
氷をバリボリ砕いて飲み込んでいく。固形物を飲み込んでしまうのは既に癖になっており今さら直せるものでもない。氷の破片で喉の内部を切ったらその時はその時だ。
「にしても暑ぃ…」
「さらに暑くなるから言うのやめて」
「かき氷作るか」
「食べる」
「作るかって聞いて食べるときたか」
甘いものは大好きだ。砂糖に砂糖をかけて食べたって美味しいと言える自信がある。難なら砂糖に練乳でも構わない。
かき氷器を出しに3時間ぶりに立ち上がった彼の背に声をかけた。
「ねぇ」
「お?」
「愛してる」
「知ってる」
【ニコリと笑って親指を立てる大好きな君】
b[反省会]d(・ω・*)
氷食べ過ぎて冷蔵庫から無くなってきました
低血圧の人は氷食べまくるらしいです
冷めた愛ある恋愛が大好きです
ぶっちゃけ『海月(くらげ)』を使いたかっただけ
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