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森のフォーラム

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Re:短編小説

[ID:ayu1126]

「ぅふぇっぷちゅーんッ!」
「え、なにそれ」
「くしゃみ」
「えぇぇー…」

悪友の意味不明な叫び声はどうやらくしゃみだったらしい
ぶぉおお、と豪快に鼻をかむそいつは、痛々しいほど鼻声だった

「じゃあお前はどんなくしゃみなのさ」
「どんなって…ふつう?」
「ふつうってどんなんだよ」
「はぁ?ふつうってのは、ほら、アレだよ…ふつうだよ」
「わかんないよ」

わからないと言われても説明のしようがない
だいたいふつうのくしゃみってなんだ
俺もわからん

「じゃあもうアレしかないな、お前くしゃみしろ」
「なんという無茶ぶり」
「大丈夫だって、ほら鼻かせ」
「うわバカやめろ紙撚りを近付けるな!」

今にも鼻の穴に紙撚りを突っ込もうとしてきたバカから全力で逃げる
だが如何せん俺には体力が足りない
すぐに捕まってしまった
紙撚りの魔の手が迫る

「ほれほれ、くしゃみ出してみろ」
「ふがっ!?」
「あは、ブッサイクだな」
「(てめぇええ!)」

こしょこしょと紙撚りを揺すられ、鼻腔が刺激される
だんだんとあのムズムズする感覚が襲ってきた
ああ、もう、ダメだ…
出てしまう…

「ふぁっ…は、…」
「お、出るか…?」
「は…っくちゅん!」











「なにお前かわいいくしゃみしてんの、くちゅんとかきもっ」
「うぜぇえええ!」


多分こういうのを「顔から火が出る」っていうんだろうな…



−−−−−−−−
たまにいるんですよね
くしゃみがかわいい男子

え?私のくしゃみはおっさんですよ(笑)←

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