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森のフォーラム

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Re:短編小説
火星人
[ID:gintama9524]
新年?そんなの知ったことか。外は大掃除に忘年会にと師走の忙しさを見せるなか、大学生達は今日も炬燵に集う……

彼ら四人の名前、仮にD.Y.M.K.にしてみよう。安直すぎるとか逆に見辛いなんて思わないで欲しい頭の出来から違うのだ。
炬燵に丸まる彼らはついているテレビに時々目を向けながら語り合う。語り合うといっても他愛もない話だ。
Mがテレビを見ながら口を開く。
「例えばよぉ」
「なんだよ」
「眠いでござらああああっ!!!」
「眠そうにしてる人には見えないけどねぇ…」
「例えば自分が鏡餅だったらどうする」
「何それ?鏡餅ってどの部分?」
「そこ聞くか」
「K殿みかんを取ってくだされ」
「っつーかお前ら帰れよいつまで俺ん家居座るつもりだ
みかん勝手に食うな」
「いいじゃん減るもんじゃないし」
「減ってるよな?今まさに凄い早さで減ってるよな?!俺の目が可笑しいのか!」
ビシッとDを指差すK。
「ファイナルアンサーッ!!」
その指を本気で折ってやろうかと思ったと後にDは語る。
「んで鏡餅どうなんだよ」
「それ続いてたのか…」
「因みに俺は割られるのを末永く待つ」
「マゾでござるか」
「お前は田舎に帰れ、んでお望み通り割られろ」
「俺は鏡餅になるならみかんがいいな〜手のひらに包まれたい」
寝転がり天井を見ながらKは夢見るかのように呟く。因みに包むのは女子限定だ。
「Yは?」
「餅が食いたい」
「あぁわかった
Dは?」
華麗にスルーを決めるMだがこれで通常運転だ。
「どこでもいいし…
それよりマジでミカン食う手を止めろ」
「いいじゃん実家から仕送りで段ボール2箱届いてるんだし」
「毎年のことながらまっこと美味にござる」
「もういいよ持って帰れ
いくつでもいいから持ってけ、んで家から出ていけ」
「10こ」
「5こ」
「ひゃっほ…むぐ」
「食ってから言え
あとそんなにねぇよ」

ゴーン…とテレビから除夜の鐘が聴こえた

M「あ、明日の初詣何処行くんだ?」
D「一年くらい行かなくてよくね…?ダリぃ」
Y「それは聞き捨てなりませぬな
お勧めはここから車で1時間半の〇〇神社でござる」
K「Yってそういうの詳しいよね
じゃあ明日早いし寝ようか」
D「だから帰れよ…」
M「炬燵で寝たら風邪ひくぜ」
D「オカンか」

END
―――――――――
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恋愛?友情?感動?
そんな名前の何かを忘れた気がする
ギャグが私の友達

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