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森のフォーラム

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Re:短編小説
青田翔
[ID:BLUESEED]
夢まぼろし

私は現実世界から原作世界へと来てしまった所謂トリッパーだった。
当初、私は好きなキャラに会えるんだ、あの事件をあの人と体験して恋もしたいと思っていた。
そして彼と同じ学校に入学し、遠目だが、彼を見たときには胸が尋常じゃないくらいドキドキして、その世界での友達の相田さんに「何やってるの」と怒られるまでぼうっとしていた位だ。
けれど、彼には可愛い彼女がいた。
私はその女が憎かった。何とか彼女に接触しようと、考えられる限りの事をした。
その甲斐あってかようやく彼女と対峙する事になった。
彼女はずっと、ニコニコしながら私に微笑みかけていた。その態度にムカついて、私は彼女にひどい事を言ってしまった。
そして彼女は笑顔を怒った顔に変えて、
「あなた、この世界の部外者のくせにずいぶん勝手な事をしたものね。これだからトリッパーは傲慢だっていうのよ」と吐き捨てた。
私は驚いた。なんと彼女の正体は私をこの世界にトリップさせた張本人だったからだ。
そして遅れてやってきたあの人を彼女は笑顔で迎え、彼は彼女を抱きしめた。なんだか目の前が暗くなってきた。
その直後に目が覚めて、私は布団から這い上がって起きた。

「やっぱり、夢は夢か」

終わり

―――――――
気分を悪くされた方、すみません

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