ぷよぷよと、
□看護
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シェゾはうーん、と唸ってから口を開いた。
「……甘い、食べ物…」
『ああ、うん。何か買ってくるよ』
「…いや、未来の……」
『ちょ、私の手作りが食べたいんですか。』
本当にシェゾは可愛いな、もう。
でも、腕に自信は無いし、一般並だしなあ。
『んー、あ、よし、ケーキにしようか!』
手抜きで!の一言は心の中で言うことにした。
勿論、市販のスポンジケーキに生クリーム塗って飾り付けして終りですよ。
そして期待してもお答えできませんよ、シェゾさん。
「ああ……」
そういうと、シェゾは眠りに落ちていった。
『よし、んじゃあ雨降る前に買ってくるかな。』
そう言って街へと向かって言った。