これが僕らの非日常

□3時限目
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「今日は学級での役割を決めます。」

『(図書委員かな……)』

「委員会では男女一組です。」

『(なん…だと!?)』


どうも成海真人です。


この学校は面倒なことが多すぎる気がします



―――――――
―――………
―……



入学(というか編入)してから3日。

担任が今日の6時間目に委員会会議があるのを忘れていたので委員を決めることになった。


「まずは、学級委員長〜」

誰も立候補なんかしな…「はい」するんだー


しかも基山くんだしー


ザワ…ザワ…

「基山くんが委員長だって〜」
「私ぃ〜副委員長に立候補しようかな〜」
「あんたには無理よ。だってあたくしが立候補するもの!」


委員長が基山くんになった途端に教室内が騒がしくなった。

しかもほとんどの女子が副委員長になりたいと立候補して、先生や基山くんをはじめとする男子達が苦笑いをしていた。


あたしはというと、入りたい委員会が最後の方なので、窓の外を見ながらぼぅっとしていた。


―それがいけなかった


「――――……で、いいかな?成海さん?」


『いいと思いまー………なにが?』


「副委員長さ。"いい"って言ったので、成海に決定します。」


な!?



「「「「「えー!?」」」」」






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