これが僕らの非日常
□カウントダウン3
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「来年度より、この学校は、廃校になります。」
…え?
―――――
――……
―…
4月。
それは、出会いの別れの季節
そして、新しい1歩を踏み出す季節
1年前、高校に入学するために、勉強や面接練習などを毎日のようにして、まるで、地獄のような生活を駆使して、やっとのことで手に入れた高校生活。
…ではないけれど、この小規模校で生活していくと誓った私。
山の奥の奥にある学校で、"鬼灯学園"という。
12月のある日、いきなり全校生徒89人が体育館に集められた
そして、校長が話始め、冒頭に戻る
―――――
――……
―…
校長の話も終わり、教室に戻ったあたし達は、ずっとあの話ばかりしていた。
「私達が入学する頃から決まってたんだって」
「そうなんだ。そうゆうのってさ、最初に言うべきじゃないのか?」
「そこはもういいよ。それより、これからの学校生活どうすんの? 新しい学校になるのかな?」
『困るんだけど。 ちゃんとしろよなー学校』
あたしは、いつも一緒にいるメンバーと話していた。
誰と話しても良かったんだけど、やっぱりこいつらのほうが落ち着く
ちなみに、さっきの会話は上から、葵、玲音、けんちゃん、あたし。
皆、中学校が違って、去年知り合ったばかりだ。
それでも、ずっと前から友達のような感覚になる。
「どうなってもいいけど、この四人は一緒になりたい。」
『「「はげど」」』
わぉ、息ぴったり
「まぁ、玲音だけ違うクラスってのも面白いよねwww」
「酷くね!? しかも、笑いながらって…」
「真人、どうなるんだろうね…」
『そんな泣きそうな顔すんなって。今の時代、携帯という便利な道具があるんだからさ』
「…うんっ!!」
可愛すぎる
葵まじ天使←
「おらー席につけー」
しばらく話をしていたら、担任が来た。
とりあえず、皆で消しカス攻撃しておいた。
このクラス、ノリ良すぎるだろwww
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