これが僕らの非日常
□1時限目
2ページ/5ページ
教室に行ったら、鬼学の連中がうようよしていた。
「うようよってなんだよ」
『………エスパー?』
「声に出てたよ、おはよー」
『なるほど、おはよ』
鈴木エスパー疑惑が消え、鬼学の人たちにかるーく挨拶をし、自分の席を探した
「黒板に貼ってあるよ?」
『マジで? サンキュー』
そう教えられて見に行くと、名簿順ではないらしい。
なんでも、鬼学のメンバーは似たような名字ばっかりだから担任のくじ引きらしい。
『成海は……っと』
よっしゃ! 窓際の一番最後の列だ!
涼●ハルヒと同じだ!!
ということは?
前の席は……
「俺だな」
『お前かよ!!』
鈴木でした。
ハ●ヒの席に着き、鈴木と話していたら隣の席の人が来た
「どうも」
『(やベ…キョンの席しか気にしてなっかたから隣知らねー)…どうも』
「君、鬼灯学園の人?」
『そうですけど……』
「俺のこと知ってる?」
『いえ…(え?自意識過剰?)』
「知らないか…結構有名なんだけどな…」
『すみません、』
「いいよ、気にしてないから」
『はぁ、』
なんだこいつ
こんな時にかぎって鈴木はいない。
「俺、基山ヒロト。よろしく」
『成海です。よろしく』
.