ー銀魂3

□第4声
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あれから一週間…

まぁそれは毎日のように女中さんたちがプレゼントやら質問やら…正直ウザい。

『はぁ〜…ろくに寝れねえじゃねえか…』

「お前は仕事しろ」

後ろからトシに言われた
確かにこの一週間、全然仕事はしてない。だって眠たいし、女中たちが五月蝿いから嫌なんだよ

『い・や』

「やれ」

『むーりー、』

そういって俺はトシから逃げた。

で、屯所内でも人気の少ない所に入った。

ら、先約がいたようだ

『わりいな、俺もちょっとはいらしてもらう…てなにやってんの?』

そう、そこにいたのはつい一週間前に総悟と喋っているときに
俺に桜餅をくれた女中だった

気がおかしい…そうおもってアイマスクを女中にもみえないようにすこしだけあげると

顔や身体、いろんなところが傷だらけだ

『これ…誰にやられたんだ?』

俺はすぐにアイマスクをつけ、女中にいった

「あの、それは…」

女中はそこで黙った


『…他の女中たちからか?』

俺が考えるところ、隊士たちにはそんなことできねえし、残るのは女中だけか

「…!!」

ビンゴか…

「その…私一週間前に…春斗さんに桜餅をっ…渡しにいったとき、女中さんたちが抜け駆けしたっ…ていわれっ…てっ…それで…わたしっ」


『そっか…』

女中は泣いたんだろう。


俺のせいなのかな?
女の嫉妬って醜いなぁ…

『よーし…大丈夫だ!!俺があんたにそういうことするやつを成敗してやる!!』

「え…?」

『あんたも協力してくれ!』

「あ…あの…はい…」




くく…我ながらいい事を思い付いた!!
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