ー銀魂3

□第一声
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「えーと…なんのご用件でしょうか?」

『あぁ?あー…あれだ、今日から新しく入ることになった沖田春斗つーんだ』

いかにも地味そうな顔をした男にそういった

「沖田…?」

『そうだ』

「あ、はい、ちょっとまっててくださいね、聞いてきます」

『おう』

そういって
男は屯所内の奥へと入っていった


『ふぅ…』

眠みー…


俺は男がいってすぐ
夢の中へと俺は落ちていった



『クソジジー!!』

そうよんだ男を揺さぶる…だが

もうその男は死んでいて動くはずもない

『くっ…はは…なんだ、いつもあんだけ嫌いだ嫌いだっつーてたけどよ…実際にこうもはかなく死んじまってはじめて気がつくんだな…?』

俺の目からは大量の涙が流れていた

「父の敵を打ちてえか?」

顔をあげると一人の男がいた

『…あぁ…そうだな、うちてえよ』

「殺ったのは…真選組っていう所の沖田総悟って奴だ」

『沖田総…悟?…真選組…?』

「あぁ…信じるか信じねえかはお前次第…だがな?」

『やってやろうじゃねえか…こいつには嫌いだっていっても育ててもらった、捨てられた俺に、希望を与えてくれた。仇討ち…つーんだよな?こーいうの』

「くくっ…これが真選組の住所だ。」

ぴらり、紙が舞った

『感謝…するぜ』

柄にもねえが

クソジジー…待ってろよ…

俺がてめえの仇討ちをしてやるかんな?
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