ー銀魂

□泣かないで
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そのころの神威


鳳仙の旦那の所へ行き

いちど、神奈の所へ戻ったら神奈は寝ていた


『すぅ…すぅ…』

規則正しい寝息をたてて

「あり?寝ちゃってる? んじゃも、起こすの面倒くさいしこのまんまつれていこー」


…かわいくなったな

俺は寝ている神奈の顔をみてそう思った。

まぁ、結構たってるしね、



…あのとき、神奈が崖からおちていくとき、聞こえたんだ

"私はあなたが好きでした"ってね

聞き間違え立ったのかもしれない…

だけどね、聞くのが怖いんだ



ー…だから、あのときの言葉はきかなかったことにしよう、

「団長?」

「…ん?なんだい?」

「いや…柄にもなく団長がぼーっとしてたんで、」

「はは…ちょっと思い出していただよ、昔のことを…ね」

「…そーですかい」

「うん、じゃあいこうか」

俺は神奈をお姫様だっこして

鳳仙とお侍さんの戦いの見物にいった
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