ー銀魂5
□第肆話
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『…沖田は何処にいるんだ』
沖田を探しはじめて一時間…
いっこうに見つからない
『…あ、』
公園のベンチで寝ている沖田をみつけた
すぐに俺は沖田に駆け寄る
『沖田…起きろ…』
「ん…」
ゆさゆさと沖田の体を揺さぶる…も起きる気配はいっこうにない
自販機で珈琲でも買ってくるか…そうおもってベンチをたとうとすると
ぐいっ
俺の体は沖田に引っ張られ、沖田の胸のなかに引き寄せられた
『…オイ…』
「…姉…上」
そういうと、沖田の頬に涙が一筋零れた
『……姉上?』
こいつには姉がいたのか、初耳だ、
じっ、と沖田をみる、
『…はぁ…』
起こしても起きる気配はないし…
起きるのをまつかな
そう思い、俺はベンチに腰を掛け沖田が起きるのを待つことにした