ー銀魂3

□第七声
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「ん……」

目を開くと…そこにはもとに戻った
春斗の姿。
あぁ…もとに戻ったんだ…

アイマスクを着用してすやすやと眠っている


「はぁ…着替えるか…」

そういってでようとした瞬間
裾の方からくいっと引っ張られた

それをしたのは春斗だ

「…?春斗?」

『い…や…いかない…で俺を…一人に…しない…で』

そういった春斗の目からはアイマスクごしに涙がでている

うなされているのか?

「おい…大丈夫か?」

『沖…田…総悟…許さ…ねぇ…殺… す』

「…!!」

今総悟の名を口に出した

殺すだと?何故…?何故なんだ




『ト…シ…』

俺が悩んでいると春斗は俺の名を口に出した

「…わけわかんねえ…」

なんでこいつが総悟を殺そうとしている?何故…何故なんだ!

『ん…あ…れ…?ここ…ど…こ…つーか…なんでトシがいんの?』

「春斗…起きたのか」

俺が考えていると春斗が起きたようだ

『…ふぁぁ…ここどこよ?てか俺…今日の晩飯食った後になんか身体中が熱くなって…それで…あれ?』

「覚えてないのか?」

『?なんのこと?』

「はぁ…いや…いい…」

どうやら春斗は覚えていないみたいだ…いや…そうじゃなくてだ
なんで…こいつが総悟を殺そうとしているんだ?聞いてみる…か?

『ん?トシ…?どうかしたか?』

「…!いや…その…」

『なんだよ』

「…いや…なんでもねえ」
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