遊び足りない
□その六
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ミーティングが終わったテニス部。
美代、日吉、長太郎、宍戸、忍足、岳人のメンバーで帰っていた。
岳人「なーんか、腹減ったなぁ」
岳人が言う。
『あたしもだ・・・』
美代は自分の腹を押さえながら言った。
忍足「美代軽いなぁ。めっちゃ食うくせに」
忍足は自分のチャリを押していたが、サドルには美代が乗っている。
鳳「あ、あそこでたこ焼き売ってますよ」
『よし。買ってこいぴよし!』
日吉「行かねえよ」
そして何故か宍戸が買ってくることになった。
文句を言いながらも宍戸はしっかり人数分買ってきた。
宍戸「ふざけんなよ・・・1人百円な」
言われて渋々銭をわたしていく。
『・・・はぁ』
宍戸「お前これ、1円だろ」
『100円だ』
どうみても1円だ。
が、
『100円なんだ』
宍戸「仕方ねえな・・・分かったよ!」
宍戸は美代からは受け取らず、買ってきたたこ焼きを渡した。
『よっしゃおごりー』