家庭教師ヒットマンリボーン
□願わくば君にあわせて
1ページ/5ページ
それはある日突然言われたことだった。
「恭弥!明後日沖縄に一人旅行行くんだ!」
それは彼女、名無しから言われたことだった。
「そうなんだ。行っておいでよ。仕事はやっとくからさ」
このとき引き止めておけば未来は変わっただろうか。
「うん!お土産、楽しみにしててね☆!」
彼女には両親がいない。一人暮らしだった。
「まさか特賞当てるなんて思わなかったよー!」
そういって浮かれる君は天使のようだ。
「うん!明日は準備があるから学校休むね」
「ああ、公欠にしたあげる」
そして彼女の姿は最後となった