家庭教師ヒットマンリボーン

□風邪ひきちゃんと委員長
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風邪ひきちゃんと委員長



「…39.5…高熱かよ…」


どうも名無しです。私は今死にかけています…


「どう?…高!!あんた今日寝ときなさいよ!お母さん会社今日休めないから!」


そういって学校に連絡を入れる母


「…恭弥に連絡しなきゃ…」



風邪をひいてるがある程度慣れた手つきでボタンを押した。



タイトル

風邪ひいた

ーーーーーーーー

ごめん、風邪ひいた。休む


短い文だが送信した。これで恭弥には伝わっただろう。


そこで名無しの意識は途切れた















カチャカチャ

「ん…誰?」

「僕だよ…」

ワオ!彼氏の恭弥がいました!

「きょ…恭弥?何で…」

「心配だから来たんだよ…39度もあるし…」

…仕事どうしたんですか…?

「そっか…それ何?」

何やら土鍋がありました

「あぁ、お粥持ってきたよ」

卵の香りが食欲をそそる

「食べれる?」

心配そうにのぞいてくる恭弥…意外とかっこいい

「ありがと…熱で味しない…ごめん」

「…いいよ。てか相当高いでしょ、君いつももっと元気だから…薬飲んでね」

私はそういって差し出された薬を見た


「…お薬嫌い…お休み」

「寝ちゃだめだよ…こっち向いて」


そういわれてむくと、不意に来る唇の感触、水の感触、そして何かが口内に入ってきた。



「はい。ゴックン」

ゴックン


「飲めたじゃない。お休み…早く良くなってね」


チュッとキスをして私の意識はまたまた夢の中へと飛んで行った。





「恭弥!!治ったよ!!」

いつも道理に応接室へ行くと恭弥は机に向かって資料を読んでいた。



「治ったんだ…いつもの名無しもいいけど弱ってる姿もかわいかったな…」


「何よそれ!!!」



(…早く仕事終わらせてください)
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