家庭教師ヒットマンリボーン
□お花見
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朝、日曜日私は一人桜を見上げていた
「桜…綺麗」
しばらく見ていた私は、あまりの綺麗さに背後からくる人に気付かなかった。
「名無し…ここで何してるの?」
背後には彼氏の恭弥が立っていた。小動物をかみ殺してきたあとだろうか、トンファーにかすかな血がついていた。
「恭弥、桜綺麗かなって、恭弥は見回り?」
「ああ、花見を口実に風紀を乱す奴らが多いんだよ」
疲れてあきれ返ってる反面かみ殺すターゲットが増えたことで嬉しそうな心境のようだ。
「…ついてっていい?」
暇なのでついていこうと上目使いで、首をかしげて見た。
「///…危ないから」
「恭弥が守ってくれるんでしょ?」
「…わかったよ、ついてきたかったらきて」
もちろん断るわけもなく、ついていった。