青の祓魔師

□偶然なんて言わないで、それは必然。
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「・・・うぅっ、お腹・・・。」

お腹?お腹がいたいのかな?

「お腹が、どうしたんですかっ!?」




ぐうぅぅぅぅぅぅぅぅ








へ?

い、今のってお腹の虫が鳴いた音だよね?

「あの〜。お腹が空いているんですか?」

とんがり頭の人は首を縦にコクコク振ると、お菓子下さい、と言ってきた。

生憎、あなたにつまづいた際、たい焼きさんはコンクリートにべしゃりしてしまいました。


ん〜、困りました。飴じゃあ、腹ごしらえには到底ならないし・・・。






「あっ!私の家に来ませんか?」

とんがりさんは話す気力もない程にお腹が空いてしまっているようで、首を傾げてみせた。

「ちょうど、バクダン焼きの材料があるので、よかったら作りますよ?」

"バクダン焼き"という単語に眼を輝かせたとんがりさん。

急に立ち上がったかと思えば、足が地面から離れた。
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