青の祓魔師

□偶然なんて言わないで、それは必然。
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私、苗字 名前は正十字学園に通い、祓魔塾で祓魔師を目指し勉強をしている体がちょっと弱い女子学生です。

只今、私は好物のたい焼きとバクダン焼きの材料を買って寮に帰る途中です。


「ほふほふっ、たい焼きおいし〜なぁ♪・・・・・っ、ぎゃっ!?」

街灯がなく、真っ暗な道を歩いていたため、"なにか"につまづき、転んでしまった。

転んでいる途中で見えたのは大好きな抹茶餡子たい焼き・・・。

さようなら、期間限定たい「ぐぇっ、・・・・・ったたた、・・・。」


もう、なによ。なんて愚痴を零してもたい焼きは冷たいコンクリートの上にべしゃり。

貧乏女子学生にとっては大きな損失。

本当についてないなぁ〜。






「・・・っ、はぁ・・・。」

ビクッ!!

突然下から声がして体が強張る。

・・・し、下から?

・・・下から。








「っわぁぁぁぁぁぁ!すすす、すみません!あの、その、大丈夫ですかっ!?」

私がそこをどくと、とんがり頭の人がいました。

息はしているようですが、とても苦しそうです。

「あ、あの、どうしたんですかっ!?どこか痛いんですか?」
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