ONEPIECE
□なあ、もう一回好きっていって
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『えーっと…それってどういう…？』
「だからさァ、俺は、クロエが！」
『ああああ、ちょっと待って、整理させて。
えっと、エースには好きな子いるんだよね？』
「ああ。それがクロエだ」
きょとん。
まさに今のクロエの顔はそんな感じ。
そんな顔も可愛く思ってる俺は相当末期だ。
「もしかして他の誰かが好きだって勘違いして、前泣いてたのか？」
『うっっ…』
図星。
「っはは、じゃーもう答えは出てたワケか」
なーんだ、結局両想いだったのか。
目の前のクロエは真っ赤だし、心のモヤは晴れたし。
「クロエ、俺と付き合ってください」
『……私、で、いいの？』
「もちろん」
『昔から知ってるじゃん…。カワイくないのも知ってるじゃ…』
「そんなの関係ねえよ。クロエはスゲエ可愛い。俺が保障する」
『〜〜〜…』
「だから、付き合おう」
少しの間があって、クロエは頷いた。
「っっしゃ！！」
このときの喜びは、
どんな思い出よりも
比べ物にならないくらい
大きなものだった。
きっとエースもほうなんだろうな。
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