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□男子がまず率先して、ね。
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※ヤってる最中


「んあぁっ。」


「すごいな、ナマエのなか。俺の指をきゅうきゅう締め付けてくるっ。」


くちゅくちゅといやらしい音を立てながら私の膣内を指でかき回しながら、了平は私の耳元で囁いた。

二人とも息が荒くなっていて、熱い吐息が二人の体に当たる。


「あっあっはぁっ、いくぅ…っ。」


びくびくと身体が震えて、力が抜けていき私は布団に身をゆだねた。

どろりと自分自身から感じた証しが溢れていくのが、なんとなくわかって赤面した。


「っ了平、…欲、しい。」


「おう、ちょっと待てよ。」



男子がまず率先して、ね。


ベッドのボードに置かれた、ピンクの箱から一つ取り出して、袋を開ける了平の姿を見て、私はくすりと笑った。


「今日のは?」


「激薄コンドーさんだ。」


初な了平からこんな言葉が聞けるようになるなんて、ある意味彼女の特権なのかもしれない。




―――――――

彼女さんを大事にして彼氏が率先してコンドーさんを装着。理想的ですな。

……はい、了平に言わせたかっただけの代物です。




 

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