気象激

□かぜひきしょう 緑赤
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うー…頭いてー…喉いてー…

こんにちはです。俺櫻井翔。仕事を休んで寝込んでます、

無理しすぎたのが一番の理由みたいで、楽屋で貧血で倒れた。意識が戻ったときには病院で。先生が『櫻井さん、風邪ですね。暫く休んでください』

と。

俺そんな気しなかったから、その診察結果で驚いた。でも、昨日、病院から出て、寝たら案の定。頭痛いし、喉痛い。てか関節も…







そんなこんなしてたら…

ピンポーン…

チャイム鳴った。

歩けねーんだってば!

立ち上がり、玄関へ行く。インターホンの画面見たら…

「入っていーよ」
めちゃくちゃ鼻声でドアの向こうで待ってる人に言う。


ガチャ

「翔ちゃん!大丈夫?」

早いんだよな。行動が。こいつ、相葉雅紀は。だって昨日はスペシャルに俺一人で出たからスタッフの方とかくらいしか知らないから、ほかのメンバーが知るわけない。


いつも相葉はそうだ。俺のことになると、必ず心配する。…まぁそれが愛情だから俺は嬉しいけど。

「大丈夫ぢゃねーよぉ…」

立つので精一杯だったから相手によっ掛かる。
うわっ…

ギュッてされ、背中を優しくポンポン………


やばい…また体温上がってきた。

「…で、今日は何の用?」
このままだと恥ずかしいので、慌てて相手から離れ用を聞く。

「翔ちゃんのために、おかゆ買ってきたー♪」

レジ袋を見せる。とびきりの笑顔で。

「なっ…いらねぇよ」

「なんで?」

「家にもあるから…」

昨日、マネージャーに嫌って言うほどおかゆ買わされた…同じ味じゃ飽きるだろうからって、卵、梅干し…とか。

正直言ってあんま好きじゃねーし、俺はいらない。けどマネージャーも心配性みたく。だから、飽きるほどある。
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