翼&美咲未来ストーリー
□美しい羽
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コレは翼と美咲がまだ学園にいたころ。
「あとは俺が18になるだけかぁ…」
「何よ急に。そんなに焦らなくていいじゃない。」
俺らの高校2年の春になった時期。
美咲はもう結婚できる年だけど、俺はまだ。
俺らは学食で昼飯を食っていた。
「もう、翼はいっつもせっかちなんだから。」
「でもさ、俺ら中学生の蜜柑と棗カップルに負けてるぜ?!」
「はあ?何それ。」
「あいつら小学校のころすでに、キスもプロポーズも済んでるんだぞ?!」
俺らは残念ながらまだ何もしていない。
「別にそんなことにこだわらなくても…翼より棗君のほうが男らしいってことよ。」
「なっ… 何だとぉ。」
「あははっ冗談よ。」