魔法少女リリカルなのはsts The Darknes Beetle〜友との約束、彼女の笑顔〜

□NEXT3 黒き太陽
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なのは達がサナギ体と戦っている一方FW陣はと言うと………

「この……でりゃぁぁぁ!!」

「やぁぁぁ、せいっ!!」

二手に別れて十数体のサナギ体と戦っていた

「もう!なんなのこいつら!」

「攻撃が通らないなんて………!」

愚痴りながらサナギ体に魔力弾を撃ちまくるティアナ。
その後ろで3人のサポートをしているキャロが苦々しく呟く

「こいつらどうしたらいいの〜!」

スバルが叫びながら近づいてきたサナギ体を殴り飛ばす

「くっ、それに……動きが単調だけど数が多い……!」

別の場所では一体のサナギ体の鉤爪をストラーダで受け止めるエリオが言葉を漏らす

「くっ!ビートル!」

真道はカートリッジを排出して周りにいたサナギ体達をアックスモードのクロックビートルで凪払い、苦戦しているエリオの元に駆け寄りサナギ体を蹴り飛ばす

「あ、ありがとうございます!」

「礼は後にしろそれより……」

礼を言うエリオを一瞥し前方にいる残り数体のサナギ体を見据える

(まずいな……数が多過ぎる。それに討ち漏らした何体かはティアナ達の方に…こうなったら……)「エリオ」

「はい!」

真道は少し考えた後後ろにいるエリオに声を掛ける

「ここは俺に任せてお前はティアナ達の援護に迎え」

「ええっ!」

真道の発した言葉に驚くエリオ

「一人じゃ無理ですよ!?それなら僕も一緒に……「エリオ!」っ!」

「お前も局員なら状況を理解しろ。こちらの戦力が少な過ぎる上に討ち漏らした奴らがティアナ達のいるエリアに向かった」

近くにいたサナギ体をクロックビートルで切り払いエリオに指示を出す

「それにこの場にいる奴らの残りは少ないが、大半はティアナ達の方に向かった。お前がここに残るよりあいつらの援護に向かった方がいい」


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