魔法仮面リリカルリュウガ〜暗黒の龍騎士〜

□カード5:応援と巨大樹と巨大蜘蛛 (完成)
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「それにどうして手塚さんが怪しいあんたと一緒にいるの?」

(いきなりタメ口かよ、てか)

「初対面に向かって怪しいってどういうことだよ!」

「全身が真っ黒な格好して怪しいと言っているのよ!」

失礼なことを言ったアリサと口論する

「まあまあ、二人共その辺で」

「それにアリサちゃんも年上の人だから敬語を使おうよ」

口論している俺とアリサを隣にいた手塚と言う男が仲裁してすずかがアリサを注意する

「まあいいわ。でも、私はあんたが怪しい男って思っているからね!」

ビシィッと効果音が出るくらいに人差し指を俺の方に向ける

流石の俺でもハッキリ言われると傷付くなぁ……

「っと最後はオレだな?」

俺が涙をこらえていると男は被っていたフードをはずしながら自己紹介をする
そいつの素顔を見て俺は驚いた。何故なら……

「オレは手塚 慧斗。聖祥大学に通う大学生で占い師だ。よろしくな黒木」

フードの下から出てきた長い黒髪をたなびかせ、こちらに手を出す美女がいた
……て

「お前、女だったのか!?」

「言ってなかったか?」

「今初めて知ったわ!」

驚いている俺に首を傾げて質問する手塚にツッコム俺

「まあ、私たちも最初は男だと勘違いしていたわね」

「その時のアリサちゃん龍牙さんみたいにツッコミをしたね」

「えっ、そんな事あった?」

「うん」

少し離れた所にいるアリサ達が何か喋っているが離れているから何を話しているのか聞き取りづらい

「あ、もうこんな時間か。二人共そろそろ行くよ?」


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