魔法仮面リリカルリュウガ〜暗黒の龍騎士〜

□カード3:初戦闘、そしてハプニング!?
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リュウガ side

イテテ、いきなり襲うからゼイビアックスの送り込んだライダーと思ったら、何で……

(何でフェイトとアルフがいるんだ!?もしかして、この世界は昔見たアニメのリリカルなのはかよ!?)

しかも、アルフに一撃貰ったし……痛くないけど

(色々ツッコミたい所はあるけど今は、この状況をどう脱せられるかどうか……)

俺は念の為構える

(向こうはやる気だしてるし……)

二人の動きに注意しながら考える

けどなぁ、リュウガのスペックは龍騎より高いから、下手に手を出したら……ヤバイ!!

「どうすれば……ん?あっ、カードを使えばいいんだ」

(いやいや、すっかり忘れてた)

俺はベルトのVバックルに付いているカードデッキからアドベントカードを一枚引き、左腕に付いているカードリーダー式召喚機[暗黒龍召機甲ブラックドラグバイザー]にカードを入れてバイザーを閉じる

ガシャッ

[ソードベント]

低い機械音声がした後、虚空からドラグセイバーが降ってきて、俺はそれを掴む

「よっと」

マジで出た。それに…これが武器の重さか……

俺はドラグセイバーを見つめる

まあ今は

「待たせたな。さあ、始めようか?」

ドラグセイバーを肩に掛け、フェイト達に向けて言った

リュウガ side end


フェイト side

「待たせたな。さあ、始めようか?」

黒い鎧の人はいつの間に出した黒い剣を肩に担いで、私達を挑発する

「うう〜っ!あいつ、調子に乗って〜!」

アルフは今にも飛び掛かろうと腰を低くしている

『アルフ落ち着いて』

『でもフェイト、あいつ』

私は念話でアルフを落ちつかせる

『聞いてアルフ。私があの人の気を逸らすから、アルフはもう一度さっきのを当ててくれる?』

『わかった。フェイト気をつけてよ』

『うん、アルフもね』

念話を切り、私はすぐに鎧の人に向かっていった

フェイト side end


リュウガ side

しっかし、どうする?俺、武術の経験なんてかじった程度しか無いのにあんな啖呵切ってどうすんだよ俺!?

「はぁぁぁ!」

「って、んなことしてる内にこっちキター!?」

悩んでいたらフェイトがバルディッシュを構えながら突っ込んできた
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