魔法少女リリカルなのはsts The Darknes Beetle〜友との約束、彼女の笑顔〜

□NEXT2 模擬戦
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機動六課、食堂


そこでは二人の男女ー真道とティアナーが周りの視線を気にせずに向かいあっていた

「久しぶりだな、最後に会ったのは3年前か?」

真道は目の前にいる少女に話しかけるが、ティアナはボソボソと聞き取れない声で話す

「……して……」

「なんだ?」

ティアナの声が聞き取れずもう一度聞こうとする

「どうして今まで連絡してくれなかったのですか!」

「うおっ!」

大声を出して真道に詰め寄るティアナ。真道は少し驚いて数歩下がる

「あなたがいなくなってから私がどんなに心配したと思って……」

「ど、どうしたのティア?みんなビックリしてるよ?」

スバルは椅子から立ち上がって、突然大声を出した自分の相棒の肩を掴む

「はっ!」

スバルの言葉を聞いて冷静になるティアナ。周りを見て自分が何をしていたのか思い出し顔が真っ赤になる

「ティアナその人と知り合いなの?」

フェイトがティアナに聞いてみる

「……はい。……取り乱してすいません…」

すぐに自分の行動を謝罪して椅子に座る

「え〜と……と、とりあえず!総治さんみんなに自己紹介を!」

場の空気を変えようと真道に自己紹介をお願いするはやて

「ああ」

そう一言言った後、一歩前に出て右腕を上に伸ばしながら、右手の人差し指を一本立て食堂にいる職員達にこう言った

「おばあちゃんが言っていた……俺は真実の道を行き、総てを治める男……真道…総治」

そう自己紹介した目の前にいる男を職員全員はポカーンと口を開けて見ていた

「……やっぱりそこは変わってないんですね……」

ただ一人頭を抱えたティアナを除いて……








「……おほんっ!え〜、そんな訳で今日から一緒に働いてくれる真道総治さんです!」

気を取り直して改めて真道を職員達に紹介するはやて。その言葉に応じてパラパラと拍手する職員達


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