魔法仮面リリカルリュウガ〜暗黒の龍騎士〜
□ｶｰﾄﾞ5:応援と巨大樹と巨大蜘蛛 (完成)
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地元を踏みしめ、ボールを追いかける少年達とコートの外にはその少年達を応援する少女達
ところで……
｢どうして俺はここに立っているんだ？｣
｢ほら、龍牙さんも一緒に応援しましょう！｣
応援席で立って応援している茶色い髪をツインテールにした少女が声を掛ける。
どうしてこうなった理由は数十分前に遡る……
数十分前、海鳴市臨海公園
占い師と名乗る男に占いの事について聞こうとした時、後ろから声が聞こえ振り向いたら……リリカルなのはのメインキャラ、アリサとすずかがこちらに来た
｢おはようございます手塚さん。相変わらず早いですね？｣
｢おはようすずかちゃん。そんなことないよいつも通りだよ｣
すずかが占い師の男-手塚というらしい-に挨拶をして手塚もすずかに挨拶をする
｢ところでこいつ誰ですか？｣
ふと下から声が聞こえ下を向くとアリサがじっと見上げていた
｢こいつって初対面の相手に失礼だろ？｣
｢目の前に怪しい男がいたら誰だってそうなるわよ。であんた誰よ？｣
そんなもんか？と思いつつ、俺は目の前の三人に自己紹介をする
｢俺は黒木 龍牙。とある人の依頼でこの町に来た奪還屋だ。んでお前等の名前は？｣
とりあえず怪しまれないように簡潔に(転生等抜いて)紹介して、向こうにも紹介してもらおうと問いかける
｢お仕事ですか大変ですね？私は月村 すずかです。すずかと呼んでください龍牙さん｣
笑みを浮かべながら挨拶をするすずか。ああ……癒される。
ここに来るまでコスモスに落とされるわフェイトに襲われるわ黒こげになるわで散々だったな……
そう思いながらアリサの方に顔を向ける
｢私はアリサ・バニングスよ。……本当に仕事で来たのか怪しいわね｣
訝しげにこちらを見るアリサ
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