魔法仮面リリカルリュウガ〜暗黒の龍騎士〜
□ｶｰﾄﾞ6:現れた最初の敵！仮面ライダーガイ登場!!
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時刻は午前1時、巨大樹が消えてから数時間が経ち、海鳴市は静寂に包まれていた
そんな中、ある場所に一人の男が立っていた。
男の服装は黒いスーツに白いＹシャツ、青いネクタイをしており、仕事帰りのサラリーマンに見えるが、男がいる場所は昼間にディスパイダーがリュウガに倒された場所に立っていた
｢ふむ……まさか、暴走していたとはいえ強化したディスパイダーを倒すとは………。何者だ？｣
男は屈んで地面に散らばっていたディスパイダーの脚の一部を拾い上げる。脚の一部は石化していた
｢しかもこの石化……まさか奴が来たのか？｣
男は地面から立ち上がり、夜空を見上げる
｢もし奴ならば急がねばならないな。………ああ、私だ。君に頼みたいことがある｣
男はスーツのポケットから携帯電話を取り出してどこかに連絡をした後、左手に持っていたディスパイダーの破片を地面に置き、それに手を翳し何かを呟くとディスパイダーの破片が散らばった破片が集まっていく。そして集まった破片がまるで鏡に引っ張られるかのように鏡の中に入っていった
｢これでいい。後は奴に知られる前にあれを見つけなければな…｣
男はそう言った後近くにあったビルの窓に近づいて行き、何事もないように窓に入っていった………
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