魔法仮面リリカルリュウガ〜暗黒の龍騎士〜

□カード3:初戦闘、そしてハプニング!?
3ページ/6ページ


「こうなったらヤケだ!オラァァァッ!!」

俺はドラグセイバーをフェイト(というよりバルディッシュに当てるよう)に向けて振り落とす

ギィィィンッ!!と金属音が鳴り、互いの獲物がぶつかり合う

「うっ!?」

「ぐっ!?」

(重っ!?あんな小さい体からどこにそんな力が出るんだよ!?)

バルディッシュをドラグセイバーで受け止め、フェイトと鍔迫り合う

「ふっ!」

「どわ!?」

フェイトがバルディッシュを傾け、ドラグセイバーを受け流しその後、俺から離れる
力の流れが変わって、俺は前に倒れかけるがなんとか持ち直す

(何だ?急に離れて一体「うおぉぉぉ!!」っ!?アルフか!)

フェイトが俺から離れたと同時にアルフが頭上に現れ、拳を振り下ろす

「やあぁぁぁ!」

ズドォォォンッ!!っと衝撃で地面が粉砕するが…

「危ねえな…」

ドラグセイバーで間一髪受け止める

(なんつう馬鹿力だ!?足元が陥没したぞおい!)

「ちぃ!受け止められた!」

アルフはすぐに俺から離れ睨みつける

「アルフ!」

離れていたフェイトがアルフの隣に立つ

(さて、どうする?このままじゃきりがないし、何かこの状況を打開できるカードは……ん?)

二人の動きに注意しながらデッキから引いたカードを見て驚く

「何で…このカードが……!」

「今だよ!アルフ!」

「うおぉぉぉ!!」

カードを見て驚いている間にフェイトとアルフがこっちに向かってくる

(くっ、今は考えても仕方ない!南無三!)

ガシャッ

[ストレンジベント]

[アクセルベント]

この瞬間、俺は加速した……

リュウガ side end

フェイト side

シュン!!

「えっ?消えた…っ!どこに……「うっ!?(ドサッ)」っ!アルフ!!」

鎧の人がベルトからカードを引いて、
左腕に付いている龍みたいな手甲に挿れて低い機械音声がした後、
いつの間にかアルフの後ろに現れてアルフを手刀で気絶させた

「よくもアルフを!!」

私は我を忘れて鎧の人に斬りかかる

「っ!おい、ちょっと待て!!止まれ!!」

鎧の人は何かに気付いて私に言っているけど、
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ