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□気になる
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(これってもう恋人同士なのか?)


オレも好きって言ったし
ルーシィからも好きって聞いたし。


「なぁ。これで恋人同士って
やつでいいんだろ?」

「ナ、ナツが付き合ってもいい。
って言うならそうね。」

「そっか。じゃぁオレ達恋人同士だな!
ってことで胸、触ってもいいんだろ?」


早く触りたくてしかたないのだ。


「い、いいけど…あたし、こうゆう事
したことないから…怖い…。」

「大丈夫大丈夫!触るだけだからよ!」


そのままベッドまで行き腰かける。
ルーシィは足の間に挟み
後ろから抱く。


「じゃ、じゃぁ触るからな。」


いざとなったらドキドキしてきた。


後ろからそっとルーシィの胸に
手を置く。
ビクッと大きく揺れるルーシィ。

緊張しているのか身体が
ガチガチなのがわかった。



「ルーシィ…痛くしねーから…
力抜けよ。こっちが緊張する。」

「わ、わかってるわよ。」


深呼吸を始めるルーシィ。
でも待てなくて勝手に動く手。


もにゅもにゅ…


「ふっ…んん…」

(これは……)


ルーシィに変身して揉んだ胸と
本物のルーシィの胸。
断然本物の胸のが柔らかい。

柔らかさの中に弾力があり
なんとも言えない。
例えるものがない。

だけどずっと揉んでたいと思った。

お〜。すごい。柔らかい。
こんなことばっか口から出る。


「ちょっとナツ…口に出さないでよ。」


後ろから抱いていたが
耳まで真っ赤になってるのがわかった。


「は〜い。すいませ〜ん。」


それから無言で胸を揉む。
時折ルーシィの出す声が聞こえるが
だんだんと身体の緊張がほどけてきたのか
身体を預けてくる。



くん、くんくん。

なんともいい匂いがする。
風呂上がりだからルーシィからは
シャンプーの香りがする。

思わず首元に顔を埋める。


「きゃぁっ!ナ、ナツ!?」

「いい匂いだな。」


ルーシィが思わず振り返るから
顔と顔の距離が近くなる。

そして身体が勝手に動き
ルーシィにキスをしていた。


「んん…んっ、はぁ…」


しばらくキスに没頭していた。
やっと口を離しルーシィを見ると
何故か悲しそうな顔をしている。


「何泣きそうな顔してんだよ。」

「だって…ナツ、なんか慣れてるみたい。」


オレが経験豊富みたいなのか
ヤキモチ妬いてんのか。


「ばーか。こんなことすんの
ルーシィが初めてだよ!」

「ホント?…ちょっと嬉しい。」


さっきまでの泣きそうな顔から
満面の笑顔を見せる。


ドキッ。


オレはこの笑顔が好きなんだな。
ずっと隣で見ていたいな。
だからこれからもずっと一緒な。
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