BRAVE10

□なかなか言葉にならない
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「佐助〜!おはよう。」
「否、美佐緒、おはよう。」
「今日も、ミミズクの子どもみせてくれる?」
「諾、こっちいる・・・。」

猿飛佐助、真田幸村に仕えし真田の勇士の1人である。

私は、佐助の幼なじみの美佐緒。
そう、私は佐助に恋してるの!

でも、佐助はそんなことわかってないんだろうな〜。

「否、美佐緒これミミズクの子ども・・・・・。」
「かわいい♡いつ見てもかわいいね佐助♪」
「また、明日もくる?」
「絶対くるよ!!」


でもそれはすぐに裏切られた・・・。

そう。次の日の朝、佐助と伊佐那海がミミズクの子どもを楽しそうに見ていたのだった・・・・・・。


「否、美佐緒これからミミズクの子ども見に行こう。」
「いいよ。伊佐那海と楽しく見てたんでしょ、じゃあ見に行く必要はないよね・・・・・・。」
「それ、理由有り。聞いて美佐緒。」
「理由なんて聞きたくないわっ!
佐助なんか知らないっ!」
「美佐緒、待つ!」




「幸村様ぁ〜、佐助と喧嘩しちゃったよぉ。」
〜説明中〜
「主が、怒ってしもうたのかぁ〜。でもな美佐緒よ、佐助にも理由があったのかもしれんぞ、
よく話し合ってみぃ、のう佐助。」
「諾、幸村様。」
「行ってこい美佐緒。」
「はい。幸村様。」


「なにか、あったのかあの二人?
なぁオッサン。」
「恋とは、難しいものよ、才蔵」
「ま、俺には関係ないけどな」
「お前は、六郎とするんじゃろ、才蔵よ。」
「オッサン、殺すぞ!」
「事実を言っただけだぞ才蔵」
「いくら、若でも容赦さませんよ。」
「まて、六郎!早まるな!」

まぁ仲直りできればいいんだがのぅ・・・・・・。
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