テイルズシリーズ

□風邪
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今日はなんだか体がだるい
みんなに薬とか包帯とか
分けたらしていて、
忙しいため余りろくに休息は取れていない・・・・・。

それに昨日はあ雨のなかの救護活動だったため、
少し風邪でも引いてしまったのだろうとシェリアは思った・・・。


「シェリア、顔色悪いよ。大丈夫?」
「ソフィ、だ・・・い・・・じょう・・・ぶよ・・・・。」
「シェリア!!しっかりして!!教官シェリアが・・・倒れたの!!」

もう、自分がなにを言ってるのかがわからなかった・・・。


目を覚ますと私はベッドで寝ていた・・・・。
まだ頭が痛いため寝ていたのだか急に階段からすごい音で駆け上がってくる人がいた・・・・・・。
大体予想はついていた。そう、彼が来たのだ・・・・・。

「シェリア!!大丈夫か!!」

部屋のドアをバタンと開けて、息を切らしながら入ってきた・・・・・・・
私の愛しい人・・・・アスベル。

「シェリア、ソフィから聞いて急いで帰って来たんだ。何か欲しいものあるか?」
「大丈夫よ・・・アスベル、けどその代わりに・・・・ここに居てくれる?
昔みたいに・・・・・。」
「わかったよシェリア。」

しばらく静かな時間が続いていた。

「昔は、シェリア体が弱かったから、あんまり無理をさせたらいけないって思ってたんだ。
でもこんなに元気な体になったからついつい体に気を配ってやれなくなってしまって・・・・。」
「いいのよ。昔は私も迷惑ばっかり掛けてしまって・・・・申し訳なかったもの。」
「だから今日はずっとそばにいるから安心して眠れよシェリア。」
「ありがとう。アスベル」

そこから私は記憶がない・・・・。
朝起きると、手を握ってくれていたアスベルがいた・・・・・。

鈍感だけどやさしいあなたが私は


・・・・・・・・好き。
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