05/28の日記

22:05
飼い主と、猫。
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寝室の、ベットの頭の上にある出窓を強く叩くようにして打ち付ける雨。

その音のせいで、夢の中にいたのが現実へと引き戻される。


「……ぅ」


喉が、いったい。

風邪引いたかな、と喉元を擦りながら寝返りを打てば、目の前にモサッとしたもの。


「良く、寝てるな」


チラリと横に視線をやれば気持ち良さそうに眠る、猫。

毛並みは上々。艶もあり肌触りなんか最高。

ただ、難点が一つ。


「真っ黒」


そう。真っ黒な毛。明かりがないない限り、見えにくい。

柔らかな毛を撫でていたらうっすらと目を開け、こちらに擦り寄ってきた。

小煩い雨音をBGMにして、寝ようかね。

お休み、黒猫ちゃん。




続く?

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