嵐夢。
□ゲーム
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ついにこの日が来た・・・
今日こそ和にゲームで勝つ！！
『和也！今日こそは和にゲームで勝つから！』
「あなた・・・相当練習してましたよね？」
『当たり前でしょ！』
これで私が勝ったら
一日中和が私の言うこと聞いてくれるって言うから
毎日５時間以上はゲームをしていた。
ゲームで私が負けたら和の言うことを聞く、私が勝ったら和が言うこと聞く。
数日前、約束したのだ。
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『今日こそは絶対に勝つ！』
「頑張ってください♪」
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めちゃくちゃ笑顔で言われたのが悔しかった・・・絶対に勝つ！
-----数分後-----
「はい、名無し1の負けー♪」
『・・・・・・』
２週間の私の努力は５分程度で儚く終わった。
「さぁーて・・・何してもらいましょうか・・・」
『・・・・・・』
あー・・・こういう時の和ってものすごく楽しそう
「名無し1からキスしてください」
『・・・・・・は？』
・・・キス？
「いつも俺からだから、今日は名無し1から♪」
『えー・・・』
「えーじゃない」
にこにことそのかわいい顔を近づけてくる
私はこの笑顔に弱いんだよな・・・
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