短編

□君のおかげ【跡部+ジロー】
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□君のおかげ


「跡部跡部、これみて!」



じゃーん!!と見せつけるのは、先ほど返された物理のテストの答案用紙。



「俺、授業ほとんど寝てたじゃん?
それにそれに、テスト前だって、跡部に教えてもらったのと、二時間くらいしか勉強してないのに、この点数!!
まじまじすごくない!?」

「へぇ、やったじゃねぇか」

「へへっ。
跡部が教え方上手かったおかげだC!
ありがとうー!!」



にこにこと笑いながら言えば、跡部が目を細めて優しく微笑んだ。



「お前はやればできるからな」

「えへへ」



だとしても、跡部のおかげだC!
と、答案用紙を片付けながら、ジローは笑った。



「俺、今度から跡部と一緒に物理やるCー♪
教えるのうまいもん!」

「はいはい」


だけど、授業はちゃんと受けろよ?としっかり釘はさされたジローなのでした。

□■□■□■□


今日の出来事でちょっと嬉しかったこと。
あまりにも物理捨ててたから、五十以下の覚悟が、まさかの七割近くとれたというね!
やばい、超嬉しかったです。


それで、まわりにちょっと自慢していい?とかいいながら自慢すると、叩かれたというー。 ひどいわー(ノ_<。)


でも、授業受けてない人に負けたら確かに悔しいですよね。
頑張った教科人に負けるの悔しいもん



でも、本当嬉しい。

そういえば、今日席替えがあって、物理は跡部の隣だったんだけど、めっちゃ離れちゃいました。
教えてもらえないρ(・・、)


あ、でも後ろらへんの席だし、お隣さんら、仲良しの子だからいいかな♪
しかもしかも、その子の隣は、あの憧れの財前そっくりさんなわけで!
教室の席以外なんか今回その人の近くになること多いなとビックリです。
ちょっと嬉しいけど!



よし、勉強がんばるぞー!
明日からコーヒーがんばるぞー!
 

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