…はい!というわけでいらっしゃいませこんにちは〜!どうぞ!


晴香話を持ちかけられる

悩んでいる時に、晴香ちゃんは八雲くんに会うわけです。いつもと何か違う晴香ちゃんに八雲くんは言うわけです「…大丈夫か?」と。
晴香は決意します。「八雲くんを護らなければ」
約束の期日迄に晴香ちゃんは周辺整理をします。大学に二週間ちょっとの休学届け準備(ちなみに理由はお父さんが危篤)、友達と少しずつ距離をとったり…etc
そして最後に八雲くんに会いに行きます。自分が無事に戻れるかわからない、だから最後にせめて八雲くん
と話したい…そう思って。
けれど八雲はそんなこと知りませんからいつも通り悪態ついたり素っ気なかったり… でも逆にいつも通りで晴香ちゃんはホッとします。去り際に晴香ちゃんが言います
「八雲くん…貴方は、ひとりじゃないそのことを忘れないで …きっといつか、八雲くんの眼を好きって言ってくれる人が沢山できるよ」
八雲くんは?ってなります。
「いきなりなんなんだまったく」…けれどここで八雲くん不信感をいだきます。ただ晴香ちゃんは言った後走って帰ってしまったので、まぁ…明日でいいか、と思ってしまいます。
のちにその選択を、その時の自分を恨むわけですが。

晴香は赤い目の男の元へ行きます。
拷問という名の暴力は、皆さんご存じ美雪が。そして拷問が行われていない間、赤い目の男の言葉を…つまり、精神拷問が行われます。これが、二週間続きます。

「あっ…ッ!いゃ…っやめッゔぁあああああああああああああああッ!」

「ふふっ…良い鳴き声、やり甲斐があるわぁ」
美雪の手にはライターと鉄製の棒、辺りには肉の焦げた臭いが広がっていた…

とか、

「……そうして彼は復讐を遂げたのだ………素晴らしいだろう?」
赤い目の男によって人生を狂わされた人達の話を耳元で囁き続けられる。耳を塞ぎたくてもここに来た時から足には鎖、腕は天井に釣られているかの如くである。

…みたいなみたいな?

そして二週間後の朝、目が覚めると美雪と男は居ませんでした。鎖は外され、そばには全身を覆うくらいのベージュのコートがありました。
朦朧とした意識の中、それを羽織り外へ出ます。外は一面の銀世界(あ、時期は冬予定です)晴香ちゃんは歩きます。裸足です。服ボロボロです。
もうどこを歩いているかわかりません。感覚ももう無い。ついに晴香ちゃんは倒れてしまいます。

そこに通行人Aこと奈緒ちゃんと後藤さんの奥様が通ります。

「大丈夫ですか…ッ晴香ちゃん⁉」
「(おねぇ…ちゃん?お姉ちゃん、お姉ちゃん⁈)」
病院へ
その後なんやかんやあり赤い目の男達と対決←ここから先何回も消えましたなのでちょっと予想斜め上に…(涙)

「お前の存在が、周りの人達、大切な人を不幸にする」

「僕のせいで、確かに不幸になった人達がいる…その人達の命を背負いながら生きつづける、…それが僕の宿命だ。僕でも、救える命があるから……僕は死ねない、いや死なない!」

その後、病院の晴香の元へ行きます。
ただ晴香の命を危険に晒したのは自分だと教えられ八雲は自分の在り方について考えます。

悩み、苦悩し、一つの答えを出します

「大丈夫か?」


「八雲…くん、ごめ…ね。っごめ…なさッ」

「謝るな、……謝らなければならないのは僕だ」

「ちがっ」

「聞いた、あの男から。…君は本当に馬鹿だ、大馬鹿だ」

「ゔっ…」

「僕がそんなことをされてあの男から離れることができて喜ぶ筈がないだろう」

「仰る通りで…」

「…だが」

「?」

「こんな馬鹿で無鉄砲で考えなしなトラブルメーカーを好きになった僕が一番大馬鹿だがな」

「えっ…?」

「君を母さんと同じ日数拷問をしたのは、僕の心を闇に落とすためだ」

「そんな…っ」

「実際何度も落ちかけた、…落ちかけたがお蔭で自分の気持ちに向き合うことができた」

「自分の…気持ち?」

「君をもうこんな目に合わせたくない、…だから離れようと思った」

「そんな…っ!」

「だけど!………出来なかった」

「離れれば全てうまくいく、なのに…出来なかった。したく…なかった」

だから僕は一つの答えを出したんだ

「君は前に言ったな、いつか僕の目を好きだと言ってくれる人が沢山いる、できると」

「うん」

「君ひとりでいい」


「え?」


「君がいい、君が言ってくれるだけでいい、…君以外いらない」

「やく…ッ」

晴香

「呪われた僕では君に不釣り合いかもしれない、辛い目にもあわせてしまう」


だけど、


「一緒に…いたい」


こんな僕では不釣り合いかもしれない、幸せにすると約束も出来ない。

「だけど、僕から君を離すことはないと約束する、君はいつでも見限っていい…君が、好きだ。…だからッ」

「ふざけないで‼」

「っ!」



「……さっきから黙って聞いてれば、何?見限っていい…ッふざけんなバカ八雲ッ!
こっちはそんなこと承知で、それでも好きなの惹かれたの!……呪われてる?上等よ‼トラブルメーカーを舐めないで!幸せにできない?そんなもん」

私が幸せにすればいい話よ‼


…ここで八雲くんはポカーンです。
晴香ちゃんは男前でした。

余談ですが、晴香ちゃんの拷問の痕は綺麗さっぱりなくなります。焼けた棒でつけられた傷以外ですが。
そのことでまた一悶着あったりなかったり…

という話でしたm(_ _)m

楽しんでいただけたでしょうか?
感想などもお待ちしております365日(笑)
それでは!
ありがとうございました‼

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