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□20130729(仮)※
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「ッあ、や、それっ、激しっ・・・・・・ヤダッ・・・・・・」
「イヤなの・・・・・・?そん、な声じゃ説得力ないよ・・・・・・」
意味の成さない声が快楽を紡ぎ、快楽に溺れた嬌声は室内と自らの肌に甘く響く。体躯全体で喘いでいるようで、それさえも愉悦を生む。耳朶を掠める巌徒の熱を持った吐息に体躯の奥が疼く。
「や、ぁ・・・・・・イ、イく・・・ッ」
「ッ・・・・・・」
既に臨界点を超えた快楽に苛まれた体躯が解放を求めて喘ぐ。巌徒の動きに合わせて腰が揺れる。ガクガクと揺さぶられて、奥まで抉られる後孔を締め付けて達する。仰け反る背がしなやかに弧を描き焦点の合わなくなった瞳が宙に浮く。低いうめき声と主に後孔に注ぎ込まれる感覚に脱力し、シーツに再度沈み込む。
「っあ、んッ・・・・・・」
沈み込んだ拍子に抜ける感覚に声が漏れる。まるで、惜しむように甘えた声が羞恥を煽る。今までそれ以上に甘い嬌声を上げ続けていたにも拘わらず、何故か恥ずかしくてたまらない。
「・・・・・・もう一回、する?」
汗の浮かぶ背中に舌を這わせ、揶揄うわけでもなく少し楽しげな声が体躯に落ちる。快楽に沈んだ体躯でゆっくりと頭を一つ動かした。