100%?1000%!

□01
1ページ/3ページ



6年の長屋にて


「なぁ幸之城ってさぁ性癖ってあるのか?」

唐突に小平太が幸之城にきいてきた。



「は?こへいきなりどうしたの?」

不思議そうに小平太に話しかける。



「いやな、前文次郎たちとそんな話になったんだ!私は断然巨乳だがな」


と腕組みをして 話をかえした小平太に幸之城は、 はぁ とため息をついた。


「私は、女だ。お前たちと性癖が違うのはわかるだろう」


という。


そうなのだ幸之城は、忍たまであるが 女だ。

なぜ彼女が 忍たまにいるのかというと…。

彼女は、瀬戸内海の四国の 長曾我部家にだいだい伝わる忍の一族で、イマ城主の元親につかえるための忍になるハズ…なのだが長曾我部軍の忍は、すべて男ではなくては、いけないのだ。

だが南雲家には、幸之城という女しかうまれなかった。

幸之城の父は、幸之城を男として忍にすることを決心した。


だがこのことをしられてはならないので、忍術学園へと修行にだしたのだった。


また幸之城が女ってわかっているのは、親に元親、6年生たちと先生そして5年生の鉢屋三郎だけである。



幸之城は、食満のように後輩の面倒見がよく、伊作のように人望があつい人間である。

そしてサバサバしている(ただの面倒なだけ)ため男よりも男前なヤツなのだ。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ