絵描き=忍者

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「わーぉ…」


彼女の目の前に "忍術学園"とかいてある 建物をみあげる



「ねぇ三木三木」

那緒が三木ヱ門の袖を引っ張る


「なに那緒?」

と首を傾げる三木ヱ門


「(かわいいなぁちきしょう)忍者って隠すものでしょう?なのになんでこんな『私たちは、忍者です』みたいなアピールしてんの?」


ウッ と固まる三木ヱ門

「(これが落乱のお約束って那緒には、わかんないだろうな…)さぁ?私にもわからないな」



と冷や汗をかきながら返答する三木ヱ門


ならいいの と三木ヱ門の袖から手をはなす



「あー!!田村先輩!!」


後ろから元気な声がした。

「!おぉ、団蔵か」


お久しぶりです! と元気に挨拶をする姿は、本当にかわいらしいものだ


「田村先輩…隣のだれですか?」


あっ、ユリコじゃないですよ! 見ない顔ですね もしかして彼女ですか!? 三禁あるんですよー ついに火器離れしたんですね


といろいろ質問する団蔵に三木ヱ門は、眉間にシワがよっていた。


「あぁ…こいつは、那緒だ。今日から忍術学園の仲間になるヤツだよ」



と三木ヱ門がいったとたん団蔵の目がキラキラ光りだし


「本当ですか!?」

と三木ヱ門にきいてきた。

あぁ と三木ヱ門は、短い返答を団蔵にした。


「こいつは、団蔵だ。僕と同じ委員会の後輩なんだ」


「そうなんだ!はじめまして田村那緒と申します!よろしくネ!」


と手を伸ばす那緒


「はいっ!一年は組の加藤団蔵です!………田村?」

なんかびっくりな顔をする団蔵。


そして那緒と三木ヱ門をみくらべる



「…姉弟ですか?」

と恐る恐るきく団蔵

「まぁ…そうなるよね、三木?」

と三木ヱ門に話をする那緒に三木ヱ門は、 まぁ義理だけどな と答える
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