守り星

□06
1ページ/6ページ

「ジーナ、実は頼みがあるんだが。」

病室で退屈していたキアが、ジーナに一つ頼みごとをしてきた。

「頼みごとって?」

「ああ、実はあの雑貨屋に欲しいものがあるんだ。結局買えなかったけど、もし、まだ売れていないなら買ってきてくれない?」

キアの言葉に、ジーナは少し考える様な仕草をしたあとにっこりと笑った。

「いいよ。お見舞いに買ってきて上げる。」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ