短編

□さよならのあと。
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【さよならのあと。】



※現代転生パロ。(ほとんどネタとしては出てこないはず。(笑))
※主人公は、大学生くらい。
※日記に載せる予定だったけどそれにしては、長過ぎた。(笑)






知るーかよ『ググれカス』〜♪


玲「チッ…。」


玲のケータイの着メロが、鳴り響く。


三郎「…なぜ、着メロが、『ググれカス-ggrks-』なんだ…。」

勘右衛門「電話来て、舌打ちするのも謎だ…。」

庄左ヱ門「先輩!先に行ってます。いつもの場所です!」

玲「わぁーった。」


((ピッ))


玲「誰ですか。」

雑渡『雑渡さんでーす。』

玲「チッ…。…おっさん、仕事しろよ。」

雑渡『してる、してる!超してるよ!ていうか、玲ちゃん、今舌打ちしたよね!?』

玲「じゃあ、切ります。舌打ちなんて知りませんよ。」

雑渡『ちょっとだけで、いいからー!無視しないでー!』

玲「嫌です。仕事しない人って、生きている意味がないと思いますよ?じゃあ、切りますね。」

雑渡『玲ちゃーん!』


((プッ))


玲「まったく…。(苦笑)」

彦四郎「何かあったんですか?」

玲「あらまぁ、彦じゃないの。いや、なんもないのよ?みんな、先行ったから行くかー。」

彦四郎「はいっ!」



雑渡「どこ行くのー?」

玲「後輩達とカラオケですよ?仕事したらいかがですか?おじさん。(ニッコリ」

雑渡「終わったから、来たんだけど?(ニコッ」

玲「(どう考えても近くに居たな…。この人は。(苦笑))
はぁ…。彦、悪いけど、今日行けなくなったからって、言っておいて。委員長命令で今日のカラオケ代は、三郎持ちね。よろしく。じゃあねー!」

彦四郎「わかりました!お疲れ様です!(ペコッ」

玲「ん。気を付けてな。
で、なんのご用ですか?(ニッコリ」

雑渡「会いたかったんだよ!」

玲「へー。」


保健委員並に運悪くその場に来てしまった、啓。(笑)


啓「あれ、ねーちゃんじゃん。今日、三郎達とカラオケじゃねぇの?」

玲「あらまぁ、いいところに来たじゃない?啓ちゃん。(黒笑)」

啓「ゲッ!やべぇ!その笑顔は、やべぇ!逃げるが勝ち!」


((ガシッ))


玲「私は、誰?(黒笑)」

啓「俺のお姉様ですねー…。(冷汗)」

玲「だよねー。(黒笑)」

啓「オネエサマハ、ナンノゴヨウデスカ?」

玲「お前、麻雀出来るだろ?五時間くらい、私と入れ替われ。(黒笑)」

啓「はい?」

雑渡「姉妹ドンブリ?ヤバイ、私、イケちゃうね!」

玲「おっさん、死ね。(黒笑)」

雑渡「いやん、玲ちゃんのその目、ゾクゾクするね!」

啓「変態…?つーか、マゾ…?…今の内に逃げよ。ねーちゃんの彼氏、なんか色んな意味で怖いし…。」


玲「あら、逃げられちゃった。」

雑渡「玲ちゃんの妹ちゃん、相変わらず、玲ちゃんにそっくりだったねー。金髪じゃなかったら、わかんなかったかもしれないなー。(苦笑)」

玲「あっそ。じゃあ、行きますよ。悪目立ちしてます。貴方が。」

雑渡「デート!玲ちゃんとデート!」

玲「帰りなさいな。乙女思考のおじさんは。」

雑渡「えー…。」

玲「ほら、車は?」

雑渡「あっち…。」

玲「じゃあ、行きますよ。」

雑渡「あっ…。」


手を引かれる、雑渡。囁き声が聴こえて来る。


女子1「どうゆう関係かしら?」

女子2「九印さんの、セフレとかじゃない?」


玲「ちょっと、待ってて。(苦笑)」

雑渡「了解ー。」


玲「私に聞きたいことがあるなら、なんでも答えるけど?(ニコッ」

女子達「…なんでもありませーん!」


((ドタバタ))


仙蔵「さすがだな。(苦笑)」

文次郎「もうちょっと、言い方を考えろ。バカタレ。(苦笑)」

小平太「アイツら、かわいそーだな。(笑)」

留三郎「(笑)って付けんなよ。(笑)」

葵「玲ちゃんの言っていた、噂の年上の彼氏さんですね!」

玲「ゲッ…!葵達じゃねぇか…。おじさん、行きますよ!この面子の場合に限り逃げるが勝ちですから!」

雑渡「この光景、さっき見たなぁ…。(苦笑)」


脱兎のごとく逃げる、玲達。
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