薔薇百合学園特別クラス いろは組

□捌
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薔薇百合学園特別クラスに転校してきた、主人公。
宿泊旅行も終わり、次の行事は薔薇百合祭!
彼女の学園生活はどうなるのか…。主人公は、そろそろ文次郎とヤ…(自主規制)。
留学していた玲達の幼馴染みも帰って来るとか!?

そんなこんなで、いろは組始まり始まりー!





((ヴーヴーヴー))

((ピッ))


?『あー、利吉さん?私。』

利吉「やぁ、君か。元気かい?」

?『もちろん、私は、超元気っすよ?』

利吉「…そろそろ、帰国して来るつもりなんだろう?君が、そっちに行ってからもう二年も経つんだし。」

?『うぃっす!』

利吉「そうかい。
……君のことだから、明日の夜には着くとか言うんだろうね。(苦笑)」

?『さすが、利吉さん。私のこと、よくわかってるね!』

利吉「何時頃着く予定なのかな?迎えに行くよ。」

?『えっ、でも、ちょっと、つーか、かなり、結構深夜だし…。』

利吉「君は、女の子でしょうが!」

?『だって!』

利吉「まぁ、君が嫌がるなら、無理に迎えには行かない方がいいかなー…。」

?『ヴッ!』

利吉「じゃ、声が聞けただけ嬉しかったよ。」

?『…利吉さん…。迎えに来て。予定時刻は、午前1時30分だからさ…。』

利吉「わかってるよ。ちゃんと迎えに行くさ。午前1時30分だね?」

?『うん、ありがと。じゃあまたね!』

利吉「あぁ、また明日。

あっ、そうだ。」

?『んー?どしたの??』

利吉「纏、愛してるよ。」

纏『んな!?///……そんなこと知ってるつーの!///利吉さんの馬鹿!///』

利吉「さっきから、ずっとさん付けだから、ちょっと残念だな。じゃあまた。」

纏「うるせ!///」


((プッ))


利吉「全く…。可愛いなー…。早く帰っておいで…。(苦笑)」




《学園祭は、準備期間から波乱に満ちているようです。》


龍「長かった夏休みも終わりましたね。今日から、来月末の薔薇百合祭に向けて皆さん、精一杯頑張りましょう。」

玲「まぁ、全然休んでないけどね。」


((ヴーヴーヴー))


龍「誰ですかー?携帯電話鳴らしている人は。」

利吉「あっ、すみません。ちょっと、出て来ます。」


((ガラガラ))


利吉「ちょっとでも、聞き耳立てたら、犯すから。特に、玲ちゃんと葵ちゃん。(黒笑)」


((ピシャリ))


葵「利吉さん、こわぁーい!」

雪「男か!?(笑)」

留三郎「雪さん…。女としてどうなんだ、そのツッコミ。」

玲「大方、かけっさんでしょ。」

藍「かけっさん?」

伊作「筧纏さん。玲と葵の幼馴染みで、只今留学中の特別クラスの生徒だよ。」

藍「留学中かー!じゃあ、頭いいんだねー、その人。」

小平太「……うん。」

藍「なんか、今すごく何かと葛藤してたよね!?なんで!?」


((ガラガラ))


利吉「すみませんでした。」

龍「どなただったんですか?」

利吉「沙羅ですよ。(苦笑)」

玲「(やっぱ、かけっさんか。)沙羅さん元気だったー?」

利吉「(玲ちゃん、わかってて聞いているんだろうね。(苦笑))あぁ。」

藍「沙羅さん?」

長次「…この特別クラスの卒業生…。」

藍「なるほど!」

玲「薔薇百合祭の話しなくていいの?」

龍「まぁ、昨年とほとんど変わりませんからねぇ。しいて変わると言えば、演劇の演目くらいですかね。(苦笑)」

玲「じゃ、灯と殿に服の発注入れておかないとだね。文次郎、よろしく。」

文次郎「……殿内じゃなくて、灯でいいか?」

玲・葵「却下。(ニコッ」

藍「葵ちゃんまで。てか、灯と殿って誰…。(苦笑)」

玲「お前が灯に発注入れるくらいなら、何も知らない藍に入れさせるわ。」

藍「なんで、私!?」

葵「あかりんやアキランのことを藍ちゃんが知らないからかなー!」

仙蔵「ちなみに、ヤツらはバイだ。」

藍「バイって…。(苦笑)」

玲「文次郎が我儘言うからしょうがない、私が後でするか。」


クラスから非難の目を向けられる、文次郎。


藍「…このクラスのこういう一体感すごく好きだなぁ。(苦笑)」


雑渡「なら、混ざればいいんじゃない?」

藍「うわぁ!雑渡先生!」

雑渡「藍ちゃん。うわぁ!って酷くない?」

玲「酷くない酷くない。
文次郎が、みんなから集中砲火を浴びているのでとりあえず、今年の演劇の演目を私が勝手に決めます!」

葵「よろしくー!私は、文ちゃんに集中砲火を続けまーす。」

玲「そっちも、よろしくー。」

文次郎「よろしくー!じゃねぇ!」
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