薔薇百合学園特別クラス いろは組
□伍
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薔薇百合学園特別クラスに転校してきた、主人公。
彼女の学園生活はどうなるのか…。
文次郎と主人公がくっつき、楽しく学園生活を送ろうとした矢先…!?
そんなこんなで、いろは組始まり始まりー!
〜とある学園の秘密の小部屋〜
雅「…向こうにすべての王族のコマが揃ったみたいだね。
『王』、『女王』、『黄昏の彦御子』、『黄昏の姫御子』。」
虎「しかし次の代は、『女王』以外は、先代までの記憶がないらしいですよ。」
梓「へぇ。じゃあ、こっちが『女王』を奪略すれば、龍達も困るって訳だ。」
虎「えぇ。そうなりますね。」
雅「…偵察が必要かな?」
虎「そうですね。すぐに見破られてしまいそうですが、送り込まないよりはマシですね。」
雅「了解。」
虎「桜!薔薇百合学園特別クラスに居た人間から訳ありで辞めた人間を、今日中に調べてピックアップしてください。」
桜「はっ!」
雅「歩美。虎の選別が終わったら、選別されたヤツに変装し潜入ね。」
歩美「はっ!」
《旅行には、危険が付き物です。》
いつものように溜まり場になっている教室にあの二人が入ってきた。
((ガラガラ))
雪「テメーら、席着けー!玲ー、出席取れー!」
玲「了解ー。文次郎ー、出席取っといてー。」
文次郎「あぁ。…こっちにくると思ったんだ…。」
藍「ドンマイ。(苦笑)」
全員の出席を確認し、龍さんの爆弾が投下された。
龍「明後日の夜から宿泊旅行に行きます。用意しておいてくださいね。」
一同、固まった。そして、なぜか、雪ちゃんまでもが固まっていた。
一同「はいいいいいいいい!?」
雪「ちょ、龍!ちゃんと私にも言えよ!」
龍「すいません。…時間がなくて…。
この旅行は、個々の能力向上を目的としていますが、楽しくやりましょう。」
一同「(拒否権は、なしか…。)」
〜in shopping mall〜
葵「このシャンプー、いい匂い!」
玲「私は、何でもいいや。安いの安いのっと。」
藍「私も何でもいいなー。」
葵「文ちゃんに『いい匂いだな。』って、言われるかもよー?」
玲「そりゃ、ねぇだろ!(笑)」
藍「…。///」
葵「玲ちゃん!」
藍「…これにする。///」
〜帰り道〜
葵「買い物付き合わせちゃって、ごめんねー!」
玲「ん?別に、いいよー?(ニッ」
藍「楽しかったしね!(ニッコリ」
葵「宿泊旅行、楽しみ!」
藍「そうだね!」
フェーリ「あっ、玲先輩!」
玲「あー、フェーリにアルルにルルーじゃん。」
ルルー「貴女方も、旅行の買い物ですの?」
藍「あっ、うん。」
フェーリ「一緒に帰っていいですかー?」
玲「いいよー。さっさと帰って寝る。」
アルル「玲は、相変わらずだねー。(苦笑)」
不良1「こんなところで美人の女の子達がおしゃべりしてるぜ?」
不良2「ちょっと、俺達も混ぜてよー。」
不良3「つーか、超レベルたかくね?」
不良4「超たけぇ!」
いけすかない不良に遭遇した。
玲「ウザイ…。」
ルルー「通行の邪魔ですわ!おどきなさい!」
アルル「僕達、暇じゃないんだ。」
フェーリ「散れ。」
葵「悲鳴とか上げとくー?」
藍「(うわぁ…、超手慣れてるー…。)」
不良1「お前ら、俺達に逆らうとどうなるかわかってんのか!?」
仙蔵「ほぅ、どうなるんだ?」
不良2「誰だ、テメェ!」
葵「あっ、仙ちゃんだー。」
留三郎「俺達も居るぜー。」
玲「あっ、留だ。」
文次郎「玲、コイツら連れて学園戻れ。」
玲「へいへい。」
葵「じゃ、後、よろしくねー。」
女子、去る。
不良3「テメェら、邪魔してんじゃねぇよ!」
((ボカッ))
仙蔵「別に、邪魔したつもりはないな。」
((ボコッ))
文次郎「現に、あの中で自分の身を自分で守れないのは、藍だけだしな。」
((ドスッ))
留三郎「特に、玲に手を出した勇気はすげぇよな。」
仙蔵「だが。」
留三郎「俺の女に。」
文次郎「手を出すのは。」
仙蔵・留三郎・文次郎「許されないな。(黒笑)」
不良「ひぃいい!」
仙蔵「散れ。」
留三郎「今すぐに。」
文次郎「アイツらには、もう絶対に手を出すな。」
不良「うわぁああ!」
脱兎の如く逃げて行った、不良達。
仙蔵「まったく、人の物に手を出すとは愚かなヤツらだ。」
留三郎「だな。」
〜一方の女子達は…?〜
藍「大丈夫かなー…。」
玲「大丈夫でしょ、留と文次と仙蔵だもん。」
葵「留さんと文ちゃんは、武闘派だしねー。」
仙蔵「私は、どうなんだ?」
玲「あっ、おっつー。」
留三郎「あの不良達に触られたりしてねぇか?」
玲「うん。」
藍「助けてくれてありがとね。」
文次郎「あぁ。怪我はないか?」
藍「うん。大丈夫かなー。」
フェーリ「リア充なんて爆発すればいいのに…。」
アルル「フェーリ、黒っ!」
ルルー「まぁ、リア充爆発は、私も願いますわ!」
アルル「二人とも…。(苦笑)」
玲「まぁ、助けてもらわなくても大丈夫だったんだけどねぇ。」
アルル「一応、戦闘能力はあるしねー。」
フェーリ「ですね。」
文次郎「藍以外はな。」
玲「そうだよねー。藍ちゃん、なんか得意な武道とか得物ないのー?」
藍「特にないなー。」
アルル「運動神経は、いい方だったよね。」
フェーリ「アルル…、乗り気ね…。」
玲「学園戻ったら、マシンガン辺り撃ってみる?」
アルル「そうかな?
女の子なんだから、護身用に武道とかもあった方がいいんじゃないかな。」
文次郎「習ってみるといい。玲もアルルも、腕もいいし教え方も上手いからな。」
藍「あっ、うん。(文次郎に習いたいんだけどなー…。(苦笑))」
玲「ふーん…。」
藍「どうしたの?」
玲「いや、…文次郎に習えばいいんじゃないかなーって思った。」
藍「…玲ちゃんって、エスパーなの?」
玲「いや、うん、まぁ、そんなところかな。」
葵「玲ちゃんは、読心術が使えるんだよー。」
藍「えぇ!そうだったんだ!」
留三郎「玲、そろそろ、門閉めていいか?(苦笑)」
玲「ちょっ、待ってー!(笑)」
その日の夜…。
藍「あちゃー、訓練室にタオル忘れた…。」
あの後は、結局、玲ちゃんと文次郎以外の人にも色々教えてもらって居た。
葵ちゃんもなんだかんだ言っていたけど、すごかったなー。とか考えつつ、訓練室に着いた。
…灯りが点いている。
玲「吸うならさっさと吸え、バカ!」
留三郎「…わりぃ。」
((カプッ))
玲「んっ…。」
藍「(ちょっ、あの二人、何してんのー!?入るに入れないよー!…見てるこっちが恥ずくなるー!///)」
留三郎「ヤベェ、超色っぽい…。」
玲「うるさい、バカ!死ね!ハゲ!///」
留三郎「お前の血以外は、飲む気起きねぇんだけどなー?(ニッ」
玲「うっ…さい…。バカ…。///」
留三郎「ヤベェ、このまま、押し倒してぇ…。」
玲「藍ちゃ…が、見てる…。///」
留三郎「…見せ付けとけ。(笑)」
玲「バカ野郎!///
…テメェなんて、文次郎にボコられちまえ!///」
留三郎「美味かったよ。(ニッコリ」
玲「…帰る!///」
留三郎「ハイハイ。(苦笑)ほら、来いよ。」
玲「ん。」
((ヒョイ))
留三郎「相変わらず、軽いなー。(苦笑)」
玲「標準体重は、キープしてる。」
留三郎「そうかい。(苦笑)」
((ガラガラ))
藍「あっ…。///」
もちろん、鉢合わせた。
出てきた食満君は、玲ちゃんをお姫様だっこの状態。
玲「あっ…。忘れてた…。///」
留三郎「藍ちゃん。他のヤツらには、ナイショな。(ニコッ」
藍「あっ…、うん。」
留三郎「じゃあな。(ニッ」
藍「…仲良しだな…。(苦笑)
さて、タオル、タオルっと。」
〜玲の部屋〜
留三郎「藍ちゃんの反応、新鮮だったよな。(苦笑)」
玲「まぁ、三郎とかタカ丸辺りなら、混ぜて下さい!とかほざくでしょうねー。///」
留三郎「…あのな、部屋の中で赤くなられると超そそられる。…、さっきの続きがしてぇ。」
((トサッ))
玲「知らない!かっ、勝手にしたら!?///」
留三郎「…仰せのままに。女王様。(笑)」
〜とある学園の秘密の小部屋〜
桜「虎様。ピックアップ、完了しました。」
虎「ご苦労様でした。」
桜「私ごときには、勿体ないお言葉です。」
虎「雅、この後は、よろしくお願いしますね。」
雅「了解。歩美!」
歩美「はっ!」
雅「彼女に変装し、潜入せよ。」
歩美「音田夏未…。」
雅「『女王』の元彼女らしい。きっと色々なことがあったんだろうねー。愛し合っていた二人を引き離したんだから。
…頼んだよ。」
歩美「はっ!心得ておりますわ。」
続け!ww
あとがき
ちょびっと、R18要素!ww
言いたいことは、それだけです!www
嘘です。
冗談です。(笑)
敵キャラが、とうとう登場しましたー。(^_^)
詳しい設定は、次の話の最初に載せます!(>o<)ノ
作者の頭の中では、主人公・玲・留三郎・文次郎・三郎が役持ち(名前を継いでいる。)って感じです!
後、一人必要なんですけど、まだ誰にするか決めてません。
話がまとまる気がしません!(苦笑)
マジすいません!(>_<)
努力します!(>_<)
藍様!読んで下さり感謝感激雨嵐です!