薔薇百合学園特別クラス いろは組

□弐
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薔薇百合学園特別クラスに転校してきた、主人公。彼女の学園生活はどうなるのか…。
始まり始まりー!






晩ご飯。



玲「おばちゃん、A定食まだ残ってる?」

葵「私、B定食ー!」

留三郎「俺、C定!」

藍「戦争だ…!」

文次郎「おい、藍!さっさと注文しねぇと食いパッぐれるぞ!俺、B定食!」

小平太「おばちゃん!A定食くれ!」

長次「B定食…。」

伊作「A定食もうないの!?じゃあ、C定食!」

仙蔵「B定食で。」

藍「じゃ、じゃあ、B定食!」

おばちゃん「はいよ!」


藍「美味しそう!」

玲「おばちゃんの料理は、なんでも美味いぞ!(ニッ」

葵「玲ちゃんの分けてー。」

玲「ほれ。留、C定分けてー。」

留三郎「おー。」

藍「みんなで食べると美味しいね!」

文次郎「そうだな。」


((タッタッタッ))

照美「玲ちゃん!」

士郎「この子がうちのクラスにきた転校生さん?」

仙蔵「いっきに騒がしくなったな…。」

一哉「美人さんだね。オレ、一ノ瀬一哉。よろしく!(ニコッ」

ヒロト「僕は、基山ヒロトっていうんだ。」

修也・竜吾・飛鳥・風介・春矢「お前ら!」

変態面子一同「みんな!どうしたのー?」

残念面子一同「転校生に迷惑かけんな!ほら、行くぞ!」


((ズリズリ))

藍「なんか色々カオスだったよね?」

伊作「気にしたら負けだよ。(苦笑)」

藍「美少年と美少女多かったよね?」

小平太「(美少女って居たか?長次。)」

長次「(勘違い…。)」

玲「…誰が、美少女だったの?一応、参考までに聞いていい?」

藍「一番最初に玲ちゃんに話し掛けてきた子かな?一番は。」

葵「藍ちゃんは酷い勘違いをしてるよ!」

留三郎「あの中に女は居ねぇ!」

伊作「アフロディ達は、女子じゃないよ!」

藍「えぇえええええ!?」

仙蔵「…、女子は、玲と葵以外に六人しか居ない。お前を入れたら七人だ。」

長次「…ちなみに、男子はその五倍から六倍の四十人前後だ…。」

藍「男子多すぎ!」

玲「これだから、ホモが増えるんだ…。」


((チラッ))

伊作「なんで、僕をチラ見すんの!?」

葵「女子寮の今週の観察対象が雑伊だからだよ!(ニッコリ」


愛「ちなみに、先週は中在家先輩と七松先輩でしたね。」

クララ「…愛、食事時にする話じゃない…。」

愛「それも、そうね。でも、別にいいじゃない。
やっぱり、中在家先輩が攻めで、七松先輩が受けじゃない?」

クララ「…やはり、ここは裏をかいて七松先輩が攻め…。」


仙蔵「さすがは、女子だな…。」

留三郎「人数少ないからってキャラ濃過ぎだろう。(苦笑)」

玲「男子のホモの多さと比べたら、可愛いもんよ。(苦笑)」

藍「あんな可愛いのに、百合だよね?あの二人。」

葵「うそ…!」

玲「ぱねぇ!」

男子一同「えぇえええええ!?」

玲「あの二人を一発で見抜くとは。」

藍「特別クラスってカオス!」

葵「すごいねー。」

玲「あの二人が百合なのもホモが多すぎるせいだよね!」

男子一同「あぁ…。なるほど…。」

玲「さて、寮に案内しようか。今日は、転校生歓迎の毎回恒例のアレがあるんだし。」

葵「ターゲットは、ランダムに決定するから、決まったらメールするね!」

留三郎「まぁ、玲の気紛れだろ?ターゲットなんて。(苦笑)」

玲「もう決まってるよーん!」

葵「じゃあ、後でメールするねー!」

男子一同「(これから男子寮の大掃除しとくか?)」



仙蔵「…葵からメールだ…。留三郎にだけ見せろと書いてある。」

留三郎「どれどれ?…。」

仙蔵「読んだな?消すぞ?」

留三郎「あぁ…。(溜息)」





葵「ここが、女子寮。隣が男子寮。行き来自由だよ!」

藍「普通って行き来禁止じゃないの!?」

玲「男子と付き合ってる女子って私と葵くらいだしねぇ。男子は、基本ホモばっか。(苦笑)」

葵「気にしちゃ負けだよ!」


((ガチャ))
((バタン))

玲「まぁ今日は、毎回恒例のアレがあるから、厳戒態勢だろうけどね!」

藍「だから、厳戒態勢敷かれる程の毎回恒例のアレって何!?」


((トントン))
((ガチャ))
((バタン))

女子一同「失礼しまーす。」

フェーリ「男子寮の男子からお題に沿った物をもらってくるんですよ。相変わらず、先輩方も性格悪いですよね。一目惚れを見抜くなんて。(苦笑)」

藍「!?」

玲「フェーリ、なんのことだい?(ニッ」

葵「別に、藍ちゃんが文ちゃんに一目惚れしたなんて気付いてないよー?(ニッコリ」

藍「なっ、なんで!?私、潮江君が好きとか言ってないし、思考読む人とか居たらバレちゃうと思って考えなかったのに!」

玲「私は、そんなこと言ってないんだけどなー?」

藍「あぁ!」

葵「じゃあ、毎回恒例のアレ、いってみよう!」

クララ「…これ。」

愛「これ引いて下さい。お題です。」

玲「変なヤツはないよー。」

アルル「ボクの時は、アフロディ君のスパッツだったなー…。(遠い目)」

ルルー「私の時は、吹雪士郎のマフラーでしたわね!」

藍「スパッツとかマフラーって十分変だよ!」

葵「さぁ、引いて引いて!」


((ガサゴソ))
((ピラッ))

『潮江文次郎のTシャツ』


玲「わぉ!((チッ)つまらんなー…。)」

葵「パンツとかじゃなくて残ね…じゃなくてよかったね!」

藍「言い直した!?」

女子一同「じゃあ、頑張ってね!」








男子寮前。



藍「潮江君の部屋ってどこー!(泣)」

喜八郎「おや、案外早くいらっしゃいましたねー。」

タカ丸「誰の部屋に行くのかなー?」

藍「貴方達、さっきの!案内してくれるの!?」

滝夜叉丸「女性には優しく!それが当たり前です!」

三木ヱ門「まぁ、大方潮江先輩の部屋ってところでしょうね。」

藍「なんで、みんなわかるのー!」

タカ丸「気付いてないのは、潮江君くらいだよー?」

喜八郎「じゃあ、潮江先輩の部屋行きましょうか。」

藍「う…うん。」








トランシーバーでの通信内容



玲「喜八郎とタカ丸、滝夜叉と三木が入り口付近で、藍ちゃんを待ち伏せ中!」

仙蔵「避けるか?」

葵「多分、案内する気だよね!」

留三郎「なら、別に避けなくていいか?」

玲「そうだね。さすがに、男子寮は女子寮より広いしね。(苦笑)」

留三郎「了解。」












潮江文次郎の部屋。



((コンコン))

文次郎「開いてるぞ。」

藍「失礼します。」

文次郎「…!?」

藍「潮江君のTシャツ一枚下さい!」

文次郎「…アレか?(苦笑)」

藍「引いたお題が潮江君のTシャツで。」

文次郎「まぁ、いいが。ほら、これで玲に文句言われないぞ。(苦笑)」

藍「ありがと!(ニコッ」

文次郎「(キュン)
ん…あぁ。(キュンってなんだ!キュンって!)」

藍「顔、赤いよ?大丈夫?」

文次郎「大丈夫だ!問題ない!」

藍「ならいいけど、具合悪くなったら医務室行った方がいいからね?」

文次郎「あっ…あぁ。」

藍「潮江君って今日初めて会った気がしないんだよねー。(ニコッ」

文次郎「それは、俺もわかるな。…お前に潮江君って呼ばれるのなんだかくすぐったいな。文次郎でいい。」

藍「文次郎の方が呼びやすいね!これからもよろしくね!文次郎!(ニコッ」

文次郎「おぉ。よろしくな、藍。」









女子寮。



藍「ただいまー。」

玲「おかえりー。」

葵「文ちゃんは、Tシャツくれた?(ニコッ」

藍「うん、もらってきた!」

玲「じゃあ、今日は解散しよっか。藍ちゃんも今日一日大変だったから疲れたでしょ?(ニッ」

葵「また明日ね!(ニコッ」

藍「おやすみ!玲ちゃん!葵ちゃん!」

玲「!
…おやすみなさい。藍ちゃん。(ニコッ」

葵「おやすみ!藍ちゃん!(ニコッ」


((パタン))

藍「今日は一日大変だったなー。でも、いい人達ばかりでよかった。(苦笑)
明日は、文次郎ともっと喋りたいな…。///
…でも、なんで今日初めて会った気がしないんだろう…?」












文次郎side



文次郎「…なんでアイツと初めて会った気がしないんだ…?」

仙蔵「藍か?」

文次郎「なっ…!お前…!」

留三郎「玲からのメールだ!」

文次郎「…アイツらなら諦めるしかないな…。(苦笑)」

小平太「まぁ今日は、飲み明かそうじゃないか!(ニッ」

文次郎「なんで、そうなるんだ!」










教員室。



雑渡「…まずいんじゃない?全員、見つかっちゃったよ?」

雪「だけど、まだ一応、わかってるのは玲だけだろ!?」

龍「強制的に、『女王』以外を目覚めさせるしかないかもしれないな…。」






続く。



あとがき。

これ作るの超楽しい!ww
Blueroseもやらなきゃだけど、しばらく放置でこっち進めます!ww

作者の中では、アフロディ・士郎・一ノ瀬・ヒロトは変態、豪炎寺・染岡・土門・ガゼバンはその変態面子に振り回される残念な子と考えています!ww

藍様、読んで下さり感謝感激雨嵐です!←だから、このネタわかる人居んのかよ!ww




作者の原動力となります
ポチッとよろしくお願いします!  


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