混ざりし物語

□The sentence person of separation(設定)
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大空の少年と青焔魔の落胤達が挑む、謎の事件



黒薔薇の呪い

ボンゴレ本部があるフィレンチェ近辺で起きている、謎の怪事件。
(実は大昔に数度、この呪いに纏わる事件が起きていた)
ある日突然、背中に黒い薔薇のアザが出来ることから、この呼び名が付いた。

アザが浮き上がった時は蕾なのだが時が経つと共に少しづつ花が咲くかのようにアザの形が変わり、やがて背中の薔薇が完全に咲ききってしまうと黒薔薇の呪いを受けた人間は全身から薔薇の木を生やした異形の化け物と成り果ててしまう。
しかしこの呪いが解けた人間はおらず、そのため背中にアザが出ると自分の行く末に絶望して自殺してしまう人間が後を絶たないらしい。

この呪いを解く唯一の方法が、ボンゴレの管轄地にしてボンゴレ内でも禁則地とされている封印の峡谷にある “七つ宮”にあるらしいのだが・・・・・。

この事件を解決するために正十字騎士団から燐達と共に派遣されたツナは、フィレンチェに着くなり背中にアザが浮き上がって黒薔薇の呪いを受けてしまい、雲雀と共に七つ宮へ赴く事になる。





黒薔薇の呪いを解く、唯一の手がかりがある場所


七つ宮

ボンゴレの管轄地にしてファミリー内で人の立ち入りを禁じている禁則地、封印の峡谷と呼ばれる場所にある神殿。

かつてボンゴレを設立した初代がここで何かを封印したらしいのだが、一体何を封印したのかという記録が残ってないため謎となっている。

その名が示す通り7つの宮からなる複雑な構造をしており、中央にある大空の宮を取り囲むようにして嵐・雨・晴・雷・霧・雲の宮があり、それぞれの宮の中には侵入者を阻むようかのように多種多様な仕掛けが施され、かつて各宮の攻略に挑んだ侵入者達がそれらの仕掛けの餌食となった。
また、この宮の中には現在多くの下級悪魔達がたむろしており、それが余計に七つ宮の攻略を難解にしている。

しかし各宮の最深部にある部屋には、“大樹の種”と呼ばれるものが安置されており、この大樹の種こそが黒薔薇の呪いを完全に解く唯一のものらしい。

けれど各宮にあるその部屋へ行くには、初代が最深部の部屋の扉に施した“茨の戒め”を解く必要があり、それを解かない限りは決して最深部の部屋へ行く事は出来ない。



茨の戒め

初代が各宮にある最深部の部屋の扉に施した、封印。
炎でも燃えない不思議な茨によって扉が開かないようにされており、この封印を解くには各宮のどこかにある“茨の宝珠”を壊さないといけない。
この茨の宝珠を壊すことで、はじめて各宮の最深部の部屋へいけるようになる。

ちなみにこの茨の戒めは七つ宮の中央にある大空の宮の扉に施された封印と繋がっており、各宮の茨の戒めを全部解く事で大空の宮の中に入れるらしい。



茨の宝珠

各宮のどこかに設置された、茨の戒めを解くもの。
この宝珠を壊せば、最深部の部屋の扉が開かれ中に入れるようになる。

ちなみにこの宝珠の置かれている場所を探すには、各宮の最深部の部屋の扉から生えている茨を辿っていけば宝珠のありかまで辿り着く事が出来る。



大空の宮

七つ宮の中央にある塔の形をした神殿。最上部には、大昔に初代が封印した“何か”があるらしい。
そのため七つ宮の中でも特に厳重な封印がされており、各宮から大空の宮の扉へと伸びている茨の戒め全てを解かない限り中に入ることすら出来ない。



七つ宮の監視所

かつて初代に命じられて七つ宮を監視していた者達が、寝泊りしていた建物。
今はもう無人となっていたのだが、七つ宮を攻略するために訪れたツナ達はこの建物を仮宿にして七つ宮の攻略に挑む。

ちなみに実際に七つ宮の攻略に挑むのは雲雀(時々燐も加わる)で、ツナはここで留守番をしながら七つ宮攻略をする雲雀を待つことになる。





黒薔薇の呪いを解くとされるもの


小樹の種

七つ宮の中の様々な所に生えている木に、果実として生っているもの。
この小樹の種を食べれば、一時的にだが黒薔薇の呪いの進行が止まる。
しかしあくまでも一時的なものなので、この実を食べても時間が経てば呪いの進行が再び始まってしまう。

しかも実を取ってから1日もすれば腐ってしまうため保存が出来ず、ストックを作る事が出来ない。
このため呪いの進行を防ごうと思ったら、頻繁に七つ宮の中へこの実を取りに行くしかない。



大樹の種

七つ宮の各宮の最深部の部屋に安置されている不思議な果実。
この大樹の種こそが黒薔薇の呪いを完全に解ける唯一のものらしく、全部で6つある大樹の種を食べた時、黒薔薇の呪いが解けるとされているらしいのだが・・・・・。




   



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