過去拍手文
□丸川書店飲み会
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注・シエル5月号若干ネタバレあり!
高律+総務部+
サファイア編集
ちょびっとエメ編も
ギャグです♪
高野さんの指令通り営業部の人たちに接待し終わって俺は元の席にフラフラになりながら戻ってきた
ヤバい…お酌しにいって逆に呑まされて酔いがかなり回ってきたぞ…
「「小野寺く〜ん、私達隣りで一緒に飲んでいいですかぁ?」」
「あっはい…どうぞ…」
そう言って俺の両サイドの席に総務部の女の子達が座った
「私達ずっと小野寺くんと話してみたいって思ってたんです〜」
「エメラルド編集部大分慣れましたか?どれくらい忙しいんですかぁ?」
「はぃ…おかげさまで大分…特に校了前はもう地獄のようでふよ…」
「やだー小野寺くん呂律が回ってない、超カワイイ〜」
そう言い女の子の一人が俺の肩に手を触れようとした時、俺のその肩を後ろからわし掴み、負のオーラを醸し出しホストのような出で立ちで高野さんが現れた
「小野寺と飲まずに俺と飲みませんか?」
無駄に高野さんの後ろに薔薇みたいな花が見えるのは気のせいだろうか…
「…♪」
総務部の方々の目が一瞬にしてハートマークになる
高野さんはわざわざ俺のすぐ後ろに座り、総務の人達に無駄にホストみたいな笑顔を振りまいたり、飲み物のおかわりを頼んであげたりして楽しそうに話始めた
こんなこと俺の見てないとこですればいいのに…ってか断じて俺は嫉妬とかしてるんじゃなくて高野さんが愛想振りまきホストみたいな笑顔してるのが気持ち悪いだけで!!
「俺ちょっと席外しまふ…」
俺はふらつきながら立ち上がり、外に行こうとした
このムカムカした気持ちも風に当たればすっきりするかもしれないし
「おい、お前そんなんでどこいくの、ふらついてんだろーが。又ずっこけてその辺で寝ちまうぞ」
そう言って高野さんは立ち上がり俺の腕を掴む
「ちょっと風に当たりに行くだけなんでぇ〜たぁかのさんは〜総務の人達と楽しくやってて下さ〜い〜ひっく」
そう言って俺は掴まれた腕を振り払い行こうとしたが足がふらついて後ろに倒れそうになり、高野さんに後ろから抱えられてしまった
びっくりして身体を勢いよく離すと、高野さんはニヤりと笑って俺の耳元で俺にしか聞こえないような小さな声で
「お前が紳士面してるから仕返し。そんな舌っ足らずな声だしてこの後帰ったらわかってんだろーな、この前みたくじっくり介抱してやるよ」