パラレル小部屋
□丸川純情学園〜雪木佐編〜
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もの心ついた時から自分は恋愛対象が同性だった
自分が異性にモテない訳ではないが身長が低く、年相応でない童顔であることからか幼い頃から同性からも好意をもたれたりすることは多かった
異性と付き合ったことはある
当然同性とも付き合ったことはあるが自分がしっくりくるのはやはり同性と恋愛する方で、自分の性癖を物心ついた時には理解していたと思う
自分の恋愛する相手に求めるものは表面的なもので顔がよくて好みのタイプであれば誰でも良かった
自分が飽きてしまうと一方的に別れを告げて泥沼化したことも、付き合った相手の性格が最悪で酷く痛い目に遭ったこともあるし恋愛の酸いも甘いも体験してきたと思う
はっきりいって自分の恋愛スキル、内容は稚拙で薄っぺらい
恋愛する相手には多くは望まない
ただその時その時を満足させてくれればいいただそれだけだった
そう、アイツに会うまではそう思っていたーー