L×月
□貴方がキラです
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「月くんをキラ容疑で逮捕します」
唐突に言われた月は頭の中で自分が何気なくミスをおかし、それが竜崎にバレてしまったのでは…と少し焦ったが
『いや!作戦は完璧だったはず、流石のLでもノートのルールは解らないはずだ…きっとまた「貴方がキラです」といって僕を監禁か何かさせて様子をみる…いつものL特有のやりかただ…』
と瞬時に頭を切り替えて、冷静に…そして、わざとらしく
「な、何をいってるんだ竜崎!!僕はキラじゃない!!僕を監禁させて容疑は晴れたはずだぞ!それに火口がキラのはずだろ!!」
息子の必死の演技に騙されている父、総一郎も
「そうだぞ、竜崎、月はキラじゃないと言うことは、もうすでに証明済みだ…それともまだ、月をキラだと疑うなにかがあるのか?」
捜査本部にいた松田達も、ピリッとした本部内に緊張が隠せない
そして…竜崎が口を開いた