L×月

□職権の使い方
1ページ/2ページ

月「おはよ、竜崎」



L「おはようございます月くん!!今日も可愛いですね」
 


朝一から捜査本部には、隕石でも落下したのではないかと思うくらいの衝撃音が轟いた





L「月くん朝から激しいですね…そこも可愛いですが」



月「…竜崎、もう一回寝かせてあげようか?」





ニコっと笑っている月の目は全然笑っていなくて松田が見たらビビって失禁してしまうんじゃないかと思うくらいだった。

月「ところで、今日は皆くるの遅くないか?」



周りを見回すと捜査員の松田や月の父親の総一郎達がだれも来ていないのだった





L「今日は松田は、あまりの頭の悪さを調べに病院へ、夜神さんは有給を消化させに、その他の方は、諸々です」

全く意味の解らない説明をする竜崎





そう聞いた月は上着を取り先ほど入ってきた入口を出ていこうとした



L「ちょ!!月くん、どこにいくんですか!!」




月「誰もいないなら捜査進まないし帰るよ!じゃ竜崎!!」




足早に帰ろうとする月を必死の形相で追っかける竜崎…
これが世界の切り札である【L】なのであろうかと思うくらい必死だった
そんな必死の竜崎は、ガシっと月の足に、しがみつき何とか帰ること阻止してくる




月「は---な---せ----!!竜崎!!」
L「嫌です!!死んでも、この足は離しませんよ!!たとえキラに名前を書かれようと------!!」

だったら早く名前教えろよと心の中で呟く月
情けない格好で足にしがみつく竜崎

月「お前、皆を無理矢理に休ませて何してるんだ!!」


L「無理矢理なんてしてませんよ!ちょっと世界の切り札である【L】の権力を使っただけです!!」




自信満々にいう竜崎に月は

「職権乱用だ…」






と思ったかどうかは定かではないが、このまま竜崎と2人になると大体竜崎がセクハラをしだすので一刻も早く帰りたい月は足をバタバタさせて竜崎を引き剥がそうとした
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ